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エソテリック、ハイエンドユニバーサルプレーヤーを機能強化
-従来ユーザーには105,000円で有償アップグレード


2006年1月初旬発売

標準価格:136万5,000円

アップグレード費用:105,000円


 株式会社ティアック エソテリック カンパニーは、ユニバーサルプレーヤーのフラッグシップモデル「UX-1」をアップグレード。「UX-1 Limited」として2006年1月初旬に発売する。価格は136万5,000円。

 なお、UX-1(131万2,500円)のユーザーを対象にした有償アップグレードサービスも行なわれる。アップグレード費用は105,000円。2006年1月中旬より受付を開始し、サービスの開始は2006年2月より順次行なわれる。

 同社の創立50周年を記念して開発された独自のノンフローティングメカニズム「新VRDS」を採用。磁気回路を最適化することで、回転ムラを抑制したコアレス方式のモーターや、高速回転時にも振動が少ないマグネシウム製のターンテーブルなどを採用。スピンドル軸受けに精密ボールベアリングをペアで使用するなどして振動を排除。読み取り精度の向上を図っている。

 アップグレード内容は、主要内部配線に三菱電線工業とアクロジャパンらと共同開発した「MEXCEL」(メクセル)ケーブルを使用。DAC部やアナログ出力段の回路構成、コンデンサ、抵抗などの主要部品もグレードアップしている。

 端子部には、独WBTのRCAジャック「nextgen」を使用。75Ωを保証するデジタルケーブルとの組み合わせることで、インピーダンス75Ωのデジタル伝送が可能。インピーダンスの不一致による信号減衰を抑制できる。外観的には限定生産の証となる型番を印したゴールドプレートが装着される。そのほかの主な仕様は共通。

 再生可能なディスクはDVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、CD、CD-R/RW、ビデオCD、DVD-R/RW。音声用DACに、バーブラウンの24bit DAC「PCM1704」を搭載。ビデオ用には、アナログデバイス製の14bit/216MHz DAC「ADV7314」を採用。プログレッシブ変換用にファロージャ製の高画質化回路「DCDi」を搭載する。

 ワードシンク入力を備え、マスタークロック・ジェネレータとの接続が可能。DAC基板内に水晶発振器も配置しており、高精度なD/A変換を実現している。外形寸法は422×353×153mm(幅×奥行き×高さ)。重量は25kg。

 映像出力端子は、DVI-D(HDCP対応)とD2、コンポーネントを各1系統、S映像とコンポジットを各2系統用意。音声出力は、フロント2ch用にRCAと、XLRを各1系統。センター、サブウーファ、サラウンド2ch用に、RCAを各1系統備える。ほかにも、光デジタル出力、同軸デジタル出力(RCA)を各1系統装備。リモコンも付属する。

□ティアックのホームページ
http://www.teac.co.jp/av/index.html
□製品情報のページ
http://www.teac.co.jp/av/esoteric/x01_ux1/ux1ltd.html
□関連記事
【2003年10月29日】ティアック、新VRDSメカニズム搭載ユニバーサルプレーヤー
-DVI-D端子も装備、同価格のSACDプレーヤーも発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031029/teac.htm

(2005年12月15日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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