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ビクターエンタテインメント株式会社は20日、アップルコンピュ-タの「iTunes Music Store」への楽曲提供を12月21日より開始すると発表した。 独自の特徴として、高音質化技術「net K2」を採用。「K2」とは、マスタリングスタジオ向けに開発された高音質化技術の総称で、マスターテープを基準として、録音、マスタリング、オーサリング、カッティング、民生機再生処理など、各作業段階で高音質化を図るというもの。
「net K2」は、同コンセプトを音楽配信用にカスタマイズしたもの。フォーマットではなく、高音質化技術の名称のため、ファイル形式は通常のiTMS楽曲と同じAAC。iPodなどで再生できる。 技術的には、マスター音源をエンコードする際に行なう「K2プリ処理」と、作成した圧縮音楽ファイルを伝送する際の「通信・伝送K2」、ポータブルプレーヤーなどの再生機器で行なう「K2ポスト処理」の3段階で構成。ただし、iPodなど、K2ポスト処理非対応のプレーヤーでも、より高音質な再生が行なえるという。 開始時に提供する楽曲は、くるりの全アルバム7タイトルなどを含む、全18枚(209曲)。提供するアーティストとアルバムは以下の通り。価格は単曲の場合150円、もしくは200円で、アルバムは800~2,000円。なお、12月21日以降は、MINMI、UAなどのアーティストを順次提供していく。 【iTMSへの提供アルバム(アルバム価格)】
□ビクターエンタテイメントのホームページ
(2005年12月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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