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株式会社ハピネットのハピネット・ピクチャーズは23日、同日に発売された「ケータイ刑事 銭形零(れい) DVD-BOX I」(BBBJ-9167)を記念して、主演の夏帆(かほ)さんを招いて、石丸電気ソフトワンでインストアイベントを開催した。 ケータイ刑事 銭形零は、夏帆さん演じるIQ180の天才中学生 銭形零が特命刑事として、天才的な推理力と数学の才能を武器に、次々と難事件を解決していく1話完結型の連続ハイビジョンドラマ。BS-iで2004年10月3日から2クール放送された。
DVD-BOX Iには、ファーストシーズンの1~13話を収録。本編ディスク3枚(本編338分)と、映像特典(約87分)を収録した特典ディスクの4枚組みとなっている。価格は11,970円。
インストアイベントには、銭形零役の夏帆さんに加え、BS-iの丹羽多聞アンドリウ プロデューサーも駆けつけ、トークショーや、握手会が行なわれた。購入者限定のイベントだったが、1万円を超える高額商品にもかかわらず約190名が参加し、会場後方のパーティションを取り外すほどの盛況だった。 今回のDVD化について、夏帆さんは「撮影は13歳の中学1年の時です。ケータイ刑事は本当に思い出に残っている作品なので、DVDという形になって、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜んだ。 丹羽多聞プロデューサーは、銭形零と命名した理由について「最初は、華麗の“麗”にしようと思っていたが、本人と会ったときに数学が苦手と聞いたので、ぜひ、数学が得意になってもらいたいと、親心みたいな気持ちで名づけた」と明かした。「そのころから、すごく目が素敵な子だと思っていた」という。 夏帆さんの方は「(銭形零役に)決まった時は困りました。こんなんでいいのかなって、思いました。多分、そのときは目が点だったと思います」と心境を明かした。丹羽多聞プロデューサーは、「夏帆さんは、いろんな意味でほとんど真っ白な状態だったので、監督やスタッフで盛り上げていこうと始めた」とのことで、「後半の方になって、すごい上達して、リアクションの演技もできるようになって、私もスタッフも、やってよかったなと思った」と振り返った。 夏帆さんが思い出に残っているシーンは、「監督の方が全員出られた回は、すごい印象的でした。草刈さんがタンゴを踊っているシーンもすごい印象に残っています。ずーっと観客席で見てました」という。 また、「一番つらかったことは?」と聞かれると、「全部ですね(笑)。演技自体も初めてだったので、大変なことだらけで、どれが一番なんて、私の中で選べないです。こんなに私が成長したのが見られる作品って、ほかにはないと思います」とDVDをPRしていた。
□ハピネット・ピクチャーズのホームページ
(2005年12月26日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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