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株式会社ペガソは、新しい骨伝導子を採用したオーディオ用の骨伝導ヘッドフォン「オーディオボーン」を12月27日に発売した。直販価格は14,490円。カラーリングはブラック(GDB-01) とホワイト(GDB-02)を用意する。開発元はゴールデンダンス株式会社で、ペガソ以外にも、ジョーシンなどでも取り扱っている。 骨伝導とは、耳(鼓膜)に音を伝えるのではなく、骨(頭蓋骨)に振動を与え、直接聴覚神経に音情報を伝える技術。オーディオボーンはこの技術をヘッドフォンに利用。耳をふさぐことなく、ステレオ音声を感じることができる。 最大の特徴は、アンプが不要なパッシブタイプの新骨伝導子を採用したこと。アンプを使わずに、十分な音量と音質を実現したとしている。適正出力は30mW。最大出力は70mW。インピーダンスは8Ω。音圧感度は80dB/mW。基準周波数は50Hz~4kHz。 通常のヘッドフォンと同様に、ステレオミニの入力プラグを装備。ポータブルオーディオ機器などと接続して利用できる。コードの長さは120cm。重量は60g。ネックバンドタイプとなっており、骨伝導子の部分は前後と内外に動き、適したポジションに調整できる。
同社は骨伝導ヘッドフォンの利点について「耳をふさがないので、聴力の低下や難聴を防止できる。周囲の音も聞くことができるので、危険防止にも適している」と説明。電磁波の発生もなく、人体に優しいという。
□ペガソのホームページ
(2005年12月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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