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パイオニアがBlu-ray Discプレーヤーを発表
-ELITEブランドで1,800ドル。PC用BDドライブは999ドル


「BDP-HD1」。カンファレンスでは実機の公開は行われなかった
1月4日発表(現地時間)


 米Pioneerは現地時間の4日、5日から開催するCES 2006に先立って、プレスカンファレンスを開催。その中で、Blu-ray Discプレーヤー「BDP-HD1」を発表した。高級ブランドELITEシリーズに位置付けられており、価格は1,800ドル。発売は2006年5月を予定している。

Blu-ray Discプレーヤーも取り入れ、DLNAを活用した家庭内HDネットワークを構築するという ホームエンターテインメント事業部のRuss Johnston氏

 なお、日本での発売については未定としており、「まずは米国でリリースし、次いで欧州や日本でのリリースを予定している」という。また、米国以外での価格帯や仕様については「現時点では未定。今回のBDP-HD1と同様になるかはわからない」としている。

 BDP-HD1はHDMI端子を備え、1080pの出力に対応。GUIもHD解像度に対応した高精細なものを採用したという。ドルビーデジタルやDTSなどに加え、DTS-HDもサポートする。再生可能なディスクはBD-RE、BD-R、BD-ROM。DVDはDVDビデオ、DVD±R/RWもサポート。音声ファイルはWMA(DRM対応)、MP3、リニアPCMの再生に対応。JPEG静止画の表示も可能となっている。

 また、LANポートも備えており、DLNAもサポート。Windows Media ConnectをインストールしたWindows XPに保存した動画や静止画も、クライアントとして接続したテレビへ表示することができる。

 さらに、既発表のPC用Blu-ray Discドライブ「BDR-101A」も紹介。日本で2005年12月27日に発表された際には価格は公表されなかったが、米国での単品価格は999ドルになるという。「台数が少ないため、日本での価格も同程度になる見込み」とのこと。2006年第一四半期の発売を予定している。

 また、ELITEシリーズの新プラズマテレビとして、50インチのフルHDモデル「PRO-FHD1」も発表。2006年6月の発売を予定しており、価格は10,000ドル。解像度1,920×1,080ドットのパネルを採用し、ピクセルサイズを従来より35%縮小したという。さらに「PureDrive II Signal Processing」などの高画質化回路を搭載している。

 PRO-FHD1はLANポートも備え、DLNAもサポートしており、同社ではBlu-ray DiscプレーヤーやPC、新発売のEXリファレンススピーカーシリーズなどと合わせて、高品質なHDソリューションを展開していくとした。

BDR-101A PRO-FHD1 TADブランドの技術を採用した新スピーカーシリーズ

 なお、実際の製品については追ってレポートする。

□2006 International CESのホームページ(英文)
http://www.cesweb.org/default_flash.asp
□Blu-ray Disc Associationのホームページ(英文)
http://www.blu-raydisc.com/
□関連記事
【2005年12月27日】パイオニア、PC用Blu-rayドライブを1月末出荷
-1層BD-R/REの記録再生、2層BD-ROM再生に対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051227/pioneer.htm

(2006年1月5日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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