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株式会社東芝は5日(現地時間)、2006 International CESの同社展示ブースでMicrosoftのWindows Mobile OSをベースとしたPortable Media Center端末「gigabeat Sシリーズ」を発表した。3月の発売を予定しており、1.8インチ30GB HDD搭載の「S30」と60GB HDD搭載の「S60」の2モデルをラインナップする。実売価格は「S30」が299ドル、「S60」が399ドル。 gigabeat Sシリーズは、4日のMicrosoft ビル・ゲイツ会長基調講演で発表されたビデオ/オーディオプレーヤー。2.4型/26万色表示のQVGA(240×320ドット)カラー液晶を搭載し、WMVやDivX、MPEG-2などの映像再生が可能。WMV DRMにも対応し、映像配信サービスからダウンロードした映画などをgigabeat Sに転送して再生できる。DivXのDRMはサポートせず、対応ビットレートなどの詳細は未定。 Windows Media Player 10と連携し、ビデオや音楽、写真などを転送できる。対応オーディオ形式はWMA/WMA Lossless、MP3。JPEG画像表示機能も備えている。縦/横位置表示の切り替えも可能。側面にボリュームボタンなどを装備し、操作ボタンもgigabeat Fシリーズの「プラスタッチ」風ながら、Windowsキーが用意されるなど、変更されている。
バッテリ駆動時間は動画再生時が約6時間、音楽再生時が約20時間。AV出力端子も備えている。また、Xbox 360との連携も可能で、Xbox 360からgigabeat S上の楽曲などを検索できるほか、Xbox Liveで購入したWMVファイルを転送し、再生することも可能。米国ではStarz Entertainment Groupによる映像配信サービス「Vongo」でPMC向けの映像配信を実施する。月額の登録料は9.99ドルからとなる。 なお、Portable Media Center搭載プレーヤーは、LG電子やTatusngからも製品発表が行なわれている。他のポータブルプレーヤーについては追ってレポートする。
□東芝のホームページ (2006年1月6日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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