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松下電器産業株式会社は、フラットパネルテレビ「VIERA」シリーズの新モデルとして、32/26/23/20型液晶テレビLX60シリーズを2月1日より発売する。価格は全てオープンプライス。
いずれもアスペクト比16:9/1,366×768ドットの液晶パネルを採用。液晶駆動方式はIPSで、視野角は上下左右178度。「業界最小の横幅」という新デザインを採用。映像エンジン新「PEAKS」に新開発の「クリアピクチャー」を内蔵し、色の鮮やかさや奥行きある色再現を実現したという。 クリアピクチャーは、映像の奥行き感や鮮鋭さを向上する技術で、「コントラストマネジメント」、「新液晶ビビットカラークリエーション」、「サブピクセルコントローラ」の3つの技術から構成される。 「コントラストマネジメント」では、前後の映像情報から最適なコントラスト調整を行ない、映像の奥行き感を向上。「新液晶ビビットカラークリエーション」は従来モデルLX50シリーズで搭載していたビビットカラークリエーションを進化させ、従来の約3倍の色空間で色合いと明るさを独立して検出し、赤や青の再現性を向上。自然な肌色の再現や、深みのある赤色、澄んだ青色など鮮やかな色表現が可能となったという。 従来モデルから継承したサブピクセルコントローラは、1ドット単位での輪郭補正を行ない、解像感の向上を図っている。 また、映像の明るさにあわせてバックライトを制御する「シーン適応型バックライト制御」や、シーンにあわせたコントラスト/ガンマ補正などを行なう「アドバンスト液晶AI」も搭載し、黒の再現力などを向上。インテリジェントエンハンサーや14bitノイズリダクションなどの高画質化機能も搭載している。
チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを装備。地上アナログ用のEPGとしてG-GUIDEを採用している。EPGの表示チャンネルは3/5/7/9チャンネルを切替可能で、最大8日分の番組表示が可能。また、ジャンル検索やキーワード検索機能を備えており、同社のDVDレコーダ「DIGA」との連携時には録画予約した番組のタイトルを、DIGAで記録できる。 リモコンもリニューアルされた新「らくらくリモコン」を採用。番組表ボタンの拡大やDIGA用の操作ボタンを追加するなど、「見る/録るの両面から使いやすさを追求した」という。さらに、テレビ画面で操作方法を確認できる「ビエラ簡単ガイド」も備えており、リモコンのガイドボタンを押すだけで、番組検索や設定などの各操作方法をテレビ上で確認可能となった。 全モデルにHDMI端子を装備するほか、D4端子やS映像入力も備えている。SDメモリーカードスロットも装備し、デジタルカメラで撮影したJPEG画像も表示でき、9枚の一覧表示やスライドショー表示も行なえる。Ethernet端子も備えており、テレビ用のインターネットサービス「Tナビ」に対応する。 スピーカー出力は32/26型が20W、23/20型が8W。スタンダード/スタジアム/ミュージック/シネマ/ニュースの5つのサウンドモードを搭載する。
□松下電器産業のホームページ (2006年1月18日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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