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マランツ、上級機と同一回路のプリメインアンプ
-「PM8001」の構成を踏襲し、低価格化


ゴールドモデル

3月発売

標準価格:47,250円


 株式会社マランツ コンシューマー マーケティングは、上級モデルの回路やレイアウトを採用し、低価格化したプリメインアンプの新モデル「PM6001」を3月に発売する。価格は47,250円。カラーリングはゴールドとシルバー。

 フォノイコライザ回路部を除き、上級モデルのPM8001(84,000円)と全く同じ回路を採用した定格出力50W×2ch(8Ω)のプリメインアンプ。強力な磁気回路を持つスピーカーに余裕を持って対応するために開発された回路で、整流回路と給電回路をパワートランジスタと同一基板に配置して最短距離で結び、パターン幅を拡大。従来モデルに比べ瞬時電流供給能力が約1.5倍となった。

 フラッグシップモデルのMA-9S1などに採用されるHDAM-SA回路を10カ所の基板上に実装、よりダイレクトな信号伝達が可能になったという。また、上級機の「PM-15S1」と同じ構成のアクティブフィルタ型トーンコントロール回路を搭載。また、インプットバッファ回路により、チャンネルセパレーションとSN比を向上させた。

 ブロックコンデンサには音質検討を重ねたカスタム品を採用するほか、整流回路には、高速応答性を持つショットキーバリアダイオードを搭載した。MMカートリッジ対応のフォノイコライザ回路を搭載。ボリュームアンプとパワーアンプには、電流帰還型回路を採用する。トーンコントロール、バランス回路をバイパスして最短で回路を結ぶソースダイレクト機能も備える。

シルバーモデル

 入力端子はアナログのCD、TUNER、DVD/AUX、PHONOが各1系統。また、テープ入出力を各2系統備える。スピーカー端子はバナナプラグ/Yラグ対応のWBT製ターミナルを採用。

 周波数特性(CD)は5Hz~100kHz、SN比は85dB(フォノ)、87dB(ライン入力)、105dB(メイン)。消費電力は135W。外形寸法は440×364×126.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.6kg。リモコンは、同社製CD/DVDプレーヤー、カセットデッキなどの基本操作が可能な新開発の「RC6001PM」が付属する。

□マランツのホームページ
http://www.marantz.jp/ce/index.html
□ニュースリリース
http://www.marantz.jp/ce/news/press/2006/20060120.html#02
□関連記事
【2005年8月10日】マランツ、新回路で駆動力を向上したプリメインアンプ
-従来比約1.5倍の瞬時電流供給
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050930/marantz2.htm
【2005年8月10日】マランツ、エントリークラスのCDプレーヤー
-新設計の低価格プリメインアンプも発売
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(2006年1月20日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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