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サイバーリンク、HDV映像をH.264にエンコードできる編集ソフト
-「PowerDirector 5」ユーザー用の機能追加パックも


2月17日より順次発売

標準価格:「パッケージ版」17,640円
       「ダウンロード版」12,390円


 サイバーリンク トランスデジタル株式会社は、HDVに対応したビデオ編集ソフト「PowerDirector 5」の新バージョンとして、H.264/MPEG-4 AVCフォーマットへのエンコード機能を備えた「PowerDirector 5 NEO」を3月3日に発売する。価格はパッケージ版(限定販売)が17,640円、ダウンロード版が12,390円。対応OSはWindows 2000/XP。なお、ダウンロード版は2月17日から先行販売される。

 また、既発売の「PowerDirector 5」にMPEG-4 SPやMPEG-4 AVCでの出力機能を追加するアップグレードパックも2月17日よりダウンロード販売が開始される。価格は「MPEG-4 AVCパック」が2,835円、「MPEG-4 SP」が2,835円、2つのパックを合わせた「MPEG-4 AVC/SPパック」が3,675円。なおPowerDirector 5に、「MPEG-4 AVC/SPパック」を追加すると、PowerDirector 5 NEOと同機能となる。

 HDVカメラからの読み込みに対応したビデオ編集ソフト。新たに、編集後の動画をMPEG-4 AVC形式で書き出せるようになった。解像度はSD/HDに対応しており、HDVから取り込んだ16:9の映像を、1080i/720pでMPEG-4 AVCにエンコードできる。

 同社はDVDビデオ相当の映像で比較した場合、「MPEG-4 AVCならば、同程度の画質でMPEG-2の約1/2~1/4のサイズに圧縮できる」としている。なお、PSP用のMPEG-4 AVC動画を出力することはできない。

 マシンスペックの推奨環境は、MPEG-4 SP、WMV、QuickTime、RealVideo、DivX作成時にはPentium 4 2.4GHz/Athlon XP 2400+以上が推奨。MPEG-4 AVCを利用する際や、MPEG-2のHD解像度の映像を扱う場合はHyper-Threadingに対応したPentium 4 3GHz、もしくはAthlon 64 3000+以上が推奨されている。

 さらに、メモリースティックビデオフォーマットの入出力に対応。再編集にも対応しており、MPEG-4 AVCとともにメモリースティックビデオ形式の映像も編集できる。また、両フォーマットをAVI、DivX、MPEG-1/2などに再エンコードすることもできる。

 そのほかの仕様は「PowerDirector 5」と同じ。撮影時の手ブレを補正できる「マジックフィックス」や、12種類のテンプレートから選ぶと自動でビデオ編集機能の「マジックスタイル」などを搭載。

 エンコード面では編集した部分のみを再レンダリングできる「SVRT II(Smart Video Rendering Technology)」を搭載。映像の部分ごとにスマートレンダリングの可否が一目で判断できる「SVRTインフォメーション」も利用できる。

□サイバーリンク トランスデジタルのホームページ
http://www.transdigital.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.transdigital.co.jp/press/news2006/20060215pdir5neo.htm
□関連記事
【12月8日】サイバーリンク、HDV対応の「PowerDirector 5」
-自動手ブレ補正や自動編集機能を追加
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20051208/cyber.htm

(2006年2月15日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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