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松下電器産業株式会社は、DVDレコーダ「DIGA」シリーズのアナログチューナ内蔵200GB HDD搭載モデル2機種を4月10日に発売する。DVD/HDDモデル「DMR-EH55」と、DVD/HDD/VHSモデル「DMR-EH75V」の2機種をラインナップ。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はDMR-EH55が6万円前後、DMR-EH75Vが8万円前後の見込み。月産台数はそれぞれ15,000台、20,000台。 DMR-EH55とDMR-EH75Vは、それぞれ2005年4月1日に発売された「DMR-EH50」と、同5月1日に発売された「DMR-EH70V」の後継機。同社では、「高画質にもこだわり、DIGAのコンセプトである『かんたん』をより進化させた新シリーズ」としている。
2機種とも、録画予約やダビング時のうっかりミスを防止する「誤操作防止&音声ガイド」を新たに搭載した。また、DVD-R DL(片面2層)のVRモード録画も可能になった。デジタル放送を録画したDVD-R DLの再生に加え、外部入力でHDDへ記録したデジタル放送をムーブすることもできる。さらに、DVD+Rへの録画にも対応した。 両機種ともSDカードスロットを装備。SDカードに記録したJPEG/TIFFが表示可能なほか、HDDやDVDにSDカード内のJPEG/TIFFやMPEG-2をコピーすることもできる。なお、SDカード内のMPEG-2については再生できないが、HDDやDVDにコピーすることで再生や編集が可能になる。 EPGはGガイドを搭載。クイックスタートを「入」にしておけば、リモコンの「番組表」ボタンを押すと1秒で電源が入り、番組表を表示できる。新たに連続ドラマなどの録画予約が簡単に行なえる「かんたん毎週予約」機能も装備。番組表から録画番組を選び、次に表示される予約確定画面で「毎週予約」の項目を選ぶだけで予約できる。最終回だけ時間を拡大して放送する場合なども、Gガイドデータに追従して録画時間を自動修正する。 画質面では、大画面で見ても美しいという「くっきりチューナー」を採用するほか、従来機種と同様に高画質回路「ディーガエンジンII」を搭載。LPモードでも、D1解像度で録画できる。そのほかにも「スーパーハイブリッドVBR」、「インテグレイティッドDNR」、「インテリジェント・ダビングDNR」も継承している。DV入力端子も装備する。 また、チャンネル設定など各種初期設定を、画面と音声でわかりやすく案内する「かんたん音声設置ガイド」も搭載している。
□松下電器のホームページ
(2006年3月8日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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