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松下電器産業株式会社は、SDカードスロットを備えたミニコンポ「D-dock(ディー・ドック)」シリーズ2モデルを4月21日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は5CD/SD/MD/テープを内蔵した「SC-PM730SD」が45,000円前後、DVD/SD/MD内蔵の「SC-PM930DVD」が50,000円前後の見込み。 D-dockの特徴は、SDカードスロットを備えていること。音楽CDからSDカードへAAC形式でダビングできる。ビットレートはXP(128kbps)、SP(96kbps)、LP(64kbps)の3種類。SD-Audio形式で録音できるため、同社の音楽プレーヤー「D-snap Audio」や、対応携帯電話で再生可能。音楽配信サービス「MOOCS」で購入した楽曲をPCからSDカードにムーブし、そのSDカードをD-dockで再生することもできる。 新モデルの特徴は、CDからSDカードへのダビング速度が5倍になったこと。なお、2005年11月に発売した「SC-SX800」、「SC-SX400」はHDDを内蔵していたが、今回の2モデルはいずれも非搭載となっている。
■ SC-PM730SD SDカードに加え、CDとMDデッキ、カセットデッキも内蔵したコンポ。CDドライブは5枚のチェンジャーとなっている。カラーリングはシルバーとホワイト、ブラックの3色を用意。 CDからMD、テープへの録音も可能で、CDからMDでは最大6倍速ダビングが可能。CDからSD/MDへの連続録音もサポートする。MDからSDカードへの録音も出来るが、その場合は等速となる。また、ラジオのSD/MD/テープ録音も可能。 高音質化技術として、圧縮時に失われた高音成分を補完する「AACリ.マスター」を内蔵する。アンプ部の最大出力は25W×2chで、スピーカーの各ユニットを別々のアンプでドライブするバイアンプ駆動方式を採用している。メインユニットの外形寸法は175×344×247mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.7kg。 付属スピーカーは2ウェイ。ウーファは10cm径のPPアラミドファイバーウーファと、ツイータには6cm径のリングシェイプドドーム型を採用している。外形寸法は、144×200×249mm(同)、重量は約2kg。
■ SC-PM930DVD
DVDとSD、MDデッキを内蔵したモデル。ドライブはPM730SDと同様に5枚チェンジャーとなっており、DVDビデオだけでなく、DVD±R/RW、DVD-RAMの再生にも対応する。CDからSD/MDへの録音が可能で、CDからSDへは最大5倍速、MDへは最大7倍速で録音できる。 そのほかの主な仕様はPM730SDと同じ。アンプ部の最大出力は25W×2ch。FM/AMチューナも内蔵している。また、映像出力としてD2端子も備えている。メインユニットの外形寸法は175×344×261mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.5kg。
スピーカーは3ウェイ、3スピーカーで、ウーファは10cm径。ツイータは1.9cm径のソフトドームタイプ。スーパーツイータは1.5cm径のドームタイプを採用している。外形寸法は145×230×263mm(同)で、重量は約2.5kg。
□松下電器のホームページ
(2006年3月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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