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株式会社ケンウッドは10日、2005年6月末から販売している車載用サテライトスピーカー「KSC-S9」に不具合があり、スピーカー本体が落下防止用ワイヤーごと固定部から外れる可能性があると発表した。人身/物的事故に繋がる恐れもある。
この不具合は、製品をアシストグリップ(車の窓の上にあるグリップ)に固定する際、黒色の「取付金具B」を使用している場合に発生。振動や取り付け状況によって金具が破損し、落下防止用ワイヤーごと固定部から外れてしまう。
なお、トリムに取り付けるための「取付金具A」には問題はなく、落下する危険性はないという。 ケンウッドでは金具Bの無償交換を10日から実施。対象金具を使用しているユーザーに対しては使用を中止するよう呼びかけている。製品の交換窓口は以下の通り。
【連絡先】 なお、「KSC-S9」は2005年11月にも、本体内部にショートを起こして発熱を誘発し、車両の内装などが熱損傷や火傷を起こす不具合が見つかっており、同社はこの不具合のあるモデルに関しても引き続き良品との無償交換を実施している。問題のあるモデルの製造番号など、詳しい情報は既報の通り。
□ケンウッドのホームページ
(2006年4月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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