ホームシアター、720p対応のDLPプロジェクタ －「Optoma HD72i」、HDMI/DVI-I搭載

4月下旬発売 標準価格：399,000円

　株式会社ホームシアターは4月下旬、Optoma製ホームシアター向けDLPプロジェクタ「Optoma HD72i」を発売する。価格は399,000円。

　DMDパネルはTexas Instruments製0.65インチ「DarkChip2」を搭載しており、解像度は1,280×768ドット。光学1.2倍マニュアルズームレンズ(F2.5～F2.8)を搭載。投射距離は36～323インチで1.5～11m。

　7セグメント構成のカラーホイールと220Wの高出力ランプの採用により、明るさは1,300ANSIルーメンを実現したほか、シーン連動型ランプ調光システム「Image AI」を採用することでコントラスト比5,000:1を実現している。

　同社独自技術である「True Vivid」を搭載、グレースケールガンマと色ガンマを同時制御することで全階調を的確に表現して鮮やかな色再現が可能としている。また、TI製のASIC「DDP3020」を採用しており、全ての信号処理が10bitで行なわれるほか、「Brilliant Color」と呼ぶアルゴリズム色彩処理により、Optoma社の従来機と比べて50%以上中間色の輝度が向上する。

　さらに、Faroudja製の斜め線補正回路「DCDi」を内蔵した画素変換チップ「FLI2310」により、ビデオやフィルムなどソースに合わせたプログレッシブ変換が高速に行なわれる。また、RLDRAMメモリを使用した高速LVDS伝送によりパネルへのデータ転送が高速化している。

　表示モードは、階調性を重視した「Cinema」、ビデオ映像表示に適した「TV」、明るい環境下でもコントラストを強調した映像の「Bright」、パソコン映像の表示を行なう「sRGB」、ユーザーが手動で各種パラメータの設定を行なえる「User」を用意する。

　映像入力は、デジタルはDVI-I、HDMIの2系統、アナログはコンポーネント、コンポジット、S映像を備える。冷却時のファンノイズを抑えた静音設計になっており、動作ノイズはノーマルモード時で27dB、ブライトモード時で29dB。

　外形寸法は347×245×94mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.1kg。リモコンや各種ケーブル類が付属する。

□ホームシアターのホームページ
http://www.hometheater.co.jp/
□製品情報
http://www.hometheater.co.jp/optoma/hd72i.html
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【2005年7月26日】TI、6色カラーホイールでDLP色再現性を向上させる新技術
－新0.65型WXGA/DLPチップも発表
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050726/ti.htm

( 2006年4月12日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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