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パイオニア、自動音場補正対応シアターシステム4種
-無線リアスピーカーや壁反射サラウンドなど


HTP-S707
5月下旬発売


 パイオニア株式会社は、シアターシステム「スマートシアターシリーズ」の新モデルとして、ワイヤレスリアスピーカーを搭載したモデルや、音の反射を利用したサラウンドシステムなど、計4機種を5月下旬に発売する。707を除くモデルの価格はオープンプライスで、707の価格は94,000円。各モデルの店頭予想価格は下表の通り。

製品名 品番 仕様 店頭予想価格
Smart theater
707
HTP-S707 無線リアスピーカー
MCACC
5.1chアンプ内蔵サブウーファ
94,000円
(希望小売価格)
Smart theater
555
HTZ-555DV 無線リアスピーカー
MCACC
AVアンプ内蔵DVDレシーバ
65,000円前後
Smart theater
353
HTZ-353DV 3スポットフロントサラウンド
MCACC
AVアンプ内蔵DVDレシーバ
50,000円前後
Smart theater
303
HTP-S303 3スポットフロントサラウンド
MCACC
5.1chアンプ内蔵サブウーファ
45,000円前後

 HTP-S707とHTP-S303は、5.1chアンプ内蔵サブウーファを同梱。HTZ-555DV/353DVは、DVDプレーヤーを内蔵したAVアンプが付属する。

 4機種共通の特徴は、独自の自動音場補正技術「MCACC(Multi Channel Acoustic Calibration System)」を搭載したこと。付属マイクを利用し、約2分で各スピーカーの音圧レベルや距離、音質などをルームアコースティックに最適な設定に自動調整できるという。

 また、WMA/MP3やAACなどの圧縮音楽ファイル再生時に、失われた抑揚感やきめ細かさなどを独自のアルゴリズムで復元する「サウンドレトリバー」機能も備えている。

 さらに、同社のプラズマテレビと接続するための「SR+端子」を装備。シアターシステムの電源をONにすると、テレビのスピーカーがミュートされる連動機能が利用可能。HTP-S707とHTP-S303ではシアターの基本操作をOSD表示することもできる。


■ HTP-S707/HTZ-555DV

HTZ-555DV

 リアスピーカーを無線接続できる5.1chサラウンドシステム。2.4GHzデジタル伝送を利用したワンボックスタイプのリアスピーカーを同梱。トランスミッタ部から送信された音声を受信することで、リアスピーカーには電源ケーブル以外を接続せず、シアターを構築できる。

 S707はサブウーファにFM/AMチューナと5.1chアンプを内蔵。各種情報を表示する外付けのディスプレイユニットを同梱している。フロントスピーカーはトールボーイタイプ。センタースピーカーとワンボックスタイプのリアスピーカーが付属する。

 HTZ-555DVは、5.1chアンプを搭載したDVDレシーバをメインに、サテライトタイプのフロントスピーカー、センタースピーカー、サブウーファ、ワイヤレスでワンボックスタイプのリアスピーカーで構成。メインユニットにはUSB入力も備えており、ストレージクラス対応のUSBメモリ型プレーヤーなどを接続して、内部のWMA/MP3/AACファイルやJPEG静止画が再生できる。

  HTP-S707 HTZ-555DV
DVD/CDレシーバ 外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
420×330×60mm
重量 3.1kg
入出力端子 D2出力×1
S映像出力×1
コンポジット出力×1
アナログ音声入力×1
光デジタル入力×1
ワイヤレス出力×1
USB入力
サブウーファ 外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
200×437×375mm 190×320×360mm
重量 9kg 4kg
入出力端子 光デジタル入力×2
同軸デジタル×1
アナログ音声入力×1
アナログ音声出力×1
ワイヤレス出力×1
フロント ユニット ミッド:7.7cm径
ツイータ:2.6cm径
フルレンジ:7.7cm径
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
260×260×1,096.5mm 100×80×136mm
重量 4.2kg 0.55kg
センター ユニット フルレンジ:7.7cm径
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
270×90×96mm
重量 0.78kg
リア ユニット フルレンジ:7cm径
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
461.5×95×176.5mm
重量 2.9kg
トランスミッタ部 外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
166×112×56mm
重量 0.3kg


■ HTZ-353DV/HTP-S303

 5.1chスピーカーを備えたシアターシステムだが、どちらのモデルにもリアスピーカーを背後に置かずにサラウンド再生が行なえる「3スポットフロントサラウンド」機能を搭載。壁や天井に音を反射させる独自のサラウンド技術で、フロントにセットしても背後からリアルなリア用音声を再生できるという。

 HTP-S707/HTZ-555DVと同様に、HTP-S303はFM/AMチューナと5.1chアンプを内蔵したサブウーファとディスプレイユニットを同梱。HTZ-353DVは5.1chアンプ内蔵のDVD/CDレシーバを同梱する。フロントとリアスピーカーはサテライトタイプで、リアスピーカーは有線接続。センターとサブウーファも付属する。

 また、HTZ-353DVのメインユニットにはUSB入力も装備。ストレージクラス対応のUSBメモリ型プレーヤーなどを接続して、内部のWMA/MP3/AACファイルやJPEG静止画が再生できる。

HTZ-353DV HTP-S303

  HTP-S303 HTZ-353DV
DVD/CDレシーバ 外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
420×330×60mm
重量 3.1kg
入出力端子 D2出力×1
S映像出力×1
コンポジット出力×1
アナログ音声入出力×1
光デジタル入力×1
USB入力
サブウーファ 外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
200×437×375mm 190×320×360mm
重量 9kg 4kg
入出力端子 光デジタル入力×2
同軸デジタル×1
アナログ音声入力×1
フロント ユニット フルレンジ:7.7cm径
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
100×80×136mm
重量 0.55kg
センター ユニット フルレンジ:7.7cm径
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
270×90×96mm
重量 0.78kg
リア ユニット フルレンジ:7.7cm径
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
100×80×136mm
重量 0.55kg


□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release530-j.html
□関連記事
【4月4日】パイオニア、無線リアスピーカー採用のシアターシステム
-DSSS方式採用でクリアな伝送。アンプも付属
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060404/pioneer2.htm

(2006年4月18日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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