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東芝、2層DVDダビング対応の「カンタロウ」新モデル
-「おまかせプレイリスト」搭載。HDDは160GBに


4月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社東芝は、HDD/DVDハイブリッドレコーダ「カンタロウ」の新モデルとして、DVD-R DLへのダビングに対応した「AK-G300」を4月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

 「カンタロウ」は同社ハイブリッドレコーダ「RDシリーズ」から「ネット de」機能を省き、わかりやすさを重視したGUI搭載のレコーダのシリーズ。「AK-G300」では新たにダビング時にDVD-R DLへの記録(ビデオ形式)に対応したほか、「おまかせプレイリスト」も搭載。HDDは160GBで、2005年発売の前モデル「AK-G200」(250GB)より削減された。また、パネルデザインや本体/リモコンのカラーも変更されている。

 「おまかせプレイリスト」は、タイトルを選び、クイックメニューから「おまかせプレイリスト」を選択するだけで自動的にプレイリストを作成する機能で、バラエティ番組などで、CM明けにもう一度、CM前と同じシーンを放送する「ダブり」部分を検知。ダブり部分を含めてCMを除き、本編のみを抽出したプレイリストを自動作成する。

 DVDドライブの記録速度は、DVD-R DL 4倍速、DVD-R 8倍速、DVD-RW 4倍速、DVD-RAM 3倍速。DVD-RAMはカートリッジメディアにも対応。CPRM対応DVD-Rへの録画も行なえる。

 そのほか、番組表からの録画予約時に番組名をそのまま使ったフォルダ作成が可能になった。また、チャプタ分割位置を前後にシフト可能な「チャプター境界シフト」、未視聴番組の「NEW」マーク表示などの機能も追加された。

リモコンもブラックに変更

 上記以外の仕様は「AK-G200」とほぼ共通しており、録画時に、シーンを解析して自動でチャプタ分割を行なう「マジックチャプター」や、市販のDVDビデオをセットすると、自動的にDVD側に切り替わり再生する「DVDビデオオート再生」なども搭載する。また、最初に電源を入れた際にセットアップウィザードが起動し、チャンネルスキャンやテレビの画角などの初期設定が行なわれる機能も備える。

 EPGは、ネットーワーク機能を持たないため「ADAMS」のみ。スポーツ延長やドラマ延長機能も装備し、人名リスト検索などにも対応する。

 録画モードはXP/SP/LPのほか、1層DVDメディア1枚分の画質の「AT」や、2層DVD1枚分の「DL」も用意。また、マニュアル(1.0~9.2Mbps)も設定可能。

 チューナは地上アナログを1系統搭載し、映像DACは10bit/54MHz、音声DACは24bit/192kHz。出力端子はD2映像、S映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタル音声が各1系統、入力端子はS映像/コンポジット/アナログ音声が各2系統。外形寸法は430×341×58.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.6kg。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□製品情報
http://www3.toshiba.co.jp/hdd-dvd/products/hdd/kantaro/ak-g300/index.html
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【2005年9月15日】東芝、レコーダ「カンタロウ」に3 in 1モデルを追加
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【2005年5月18日】東芝、ハイブリッドレコーダ「カンタロウ」
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( 2006年4月19日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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