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株式会社東芝は、8V型液晶搭載ポータブルDVDプレーヤー「ポータロウ SD-P1850」と、普及タイプのDVDプレーヤー「SD-280J」を発売する。価格はいずれもオープンプライス。発売日と店頭予想価格は、SD-P1850が5月中旬発売で、45,000円前後、SD-280Jが5月下旬発売で、9,000円前後の見込み。
● 8V型液晶搭載「ポータロウ SD-P1850」 2005年9月に発売された「SD-P1800」の後継機。新たにSDカード、MMC、xDピクチャーカード、メモリースティック対応の4in1カードスロットを搭載した。これにより本体重量がSD-P1800の830gから850gに20g増えている。なお、外形寸法は230×155×31.8mm(幅×奥行き×高さ)で、従来モデルの230×154×32mm(幅×奥行き×高さ)とほとんど変わらない。 480×234ドットの8V型ワイド液晶を搭載し、付属のバッテリパックで約4時間の再生が可能。DVDのほか、CD-ROM/R/RWや、新装備のSDメモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティック、xDピクチャーカードに記録した最大3,072×2,048ドットのJPEG画像と、MP3(32kbps~320kbps/CBR) / WMA(48kbps~192kbps/CBR)ファイルが再生できる。なお、メモリースティックPROとメモリースティックDUOには非対応。 そのほかにも、DVDディスクの再生停止位置を記憶するレジューム機能や、ズーム再生機能(約2/3/4倍)、イコライザー機能(設定なし/ジャズ/ホール/スタジアム)、3Dサラウンド機能も装備する。 また、テレビチューナキットも同梱し、SD-P1850と接続して、地上アナログ放送VHF(1~12ch)/UHF(13~62ch)/CATV(C13~C63)、FM放送の受信が可能となっている。 映像D/Aコンバータは14bit/108MHz、音声D/Aコンバータは192kHz/24bit。本体に音声入力端子×1系統(ステレオミニ)、映像・音声出力端子×1系統(ステレオミニ)、光デジタル音声×1系統、ヘッドフォン出力×2系統を備える。耳掛け式ヘッドフォン、専用キャリングバッグ、バッテリパック、カーアダプターコード(12V電源用)、リモコン、ACアダプタ、映像・音声接続コードなどが付属する。
□「SD-P1850J」の製品情報
● 普及タイプのDVDプレーヤー「SD-280J」 SD-280Jは、2005年2月に発売された「SD-270J」の後継機。最大の強化ポイントは、CPRM(DVD-R/-RWのみ)ディスクの再生に新たに対応したこと。また、従来どおり、DVDのプログレッシブ再生もサポートしている。 CD-RディスクにJPEG形式で保存した画像も表示可能。スライドショー再生や画像の回転・ズームも行なえる。DVD再生時には、3段階のズームや、3Dサラウンド「Qサウンド」も利用できる。 映像DACは10bit/54MHz、音声DACは24bit/192kHz。消費電力は10W。外形寸法は430×200×42mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.6kgとなっており、SD-270Jから、高さと奥行きがそれぞれ5mm短くなり、重量も400g軽くなっている。 出力端子はD2、S映像、コンポジット、光デジタル音声、同軸デジタル音声、2chアナログ音声を各1系統装備。ワイヤレスリモコン、映像・音声接続コードなどが付属する。
□「SD-280J」の製品情報
□東芝のホームページ
( 2006年4月19日 ) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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