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パイオニア株式会社は、車載用地上デジタルテレビチューナ「GEX-P7DTV」において、地上デジタル放送の「ワンセグ」受信機能を改善するファームウェアを4月21日より放送波で順次配信する。 バージョンアップ期間は4月21日から5月7日まで毎日行なわれる。アップデートにより、通常放送(12セグ)とワンセグ放送の自動切換え時にミュート画像(黒画面)を挟まないスムーズな切換えができるようになるほか、「イベントリレー」機能の一部に発生する不具合が修正される。 放送波によるアップデータ配信スケジュールは、同社のページに記載されている。なお、アップデートを行なうためには開始5分前までに電源を入れておく必要がある。 ダウンロードを行なうには、放送時間の5分前までに電源を入れ、ダウンロード設定をONにしておくことが必要。1回(30分間)で同じデータが3度放送されるため、受信エラー時にも再トライが可能。走行中やアナログ放送視聴時でも受信できるが、同社では画面上のアンテナ表示が常時1本以上安定して立っている場所での受信を推奨している。 GEX-P7DTVは、固定テレビ向けの地上デジタルテレビ放送(12セグメント)の受信に対応した車載用チューナユニット。チューナを2基搭載し、それぞれの受信状態の良い部分を合成することで、安定した受信を実現する「キャリア合成方式」を採用。3月24日~26日に、ワンセグ受信に対応するアップデートが行なわれた。 □パイオニアのホームページ ( 2006年4月21日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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