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株式会社デジオンは、PC用ホームネットワークソフト「DiXiM」の最新バージョン「DiXiM2」を5月26日より発売する。価格は8,800円。対応OSはWindows XPとWindows Media Center Edition 2005。
DiXiMは、サーバーソフト「Media Server」と、クライアントソフト「Media Client」からなるマルチメディアホームネットワークソフト。クライアント/サーバーは各3台までのPCにインストール可能となっている。なお、従来バージョンで付属していたリモコンと、USB接続の受光部は別売となっている。 従来のDiXiMと同様にDLNAガイドラインに準拠しており、他のDLNAクライアント/サーバーとの接続に対応。Media Server/Clientの組み合わせで再生可能な映像ファイルは、ASF、AVI(DV)、AVI(CinePack)、MPEG-1/2、WMV。音声はMP3、リニアPCM、WAV、WMA、OGG Vorbis、MPEG-4 AAC。静止画はBMP、JPEG、PNGをサポートしている。 新たに音楽/ビデオ再生時に音量レベルを一定化する「オートレベル調整」や、文字列での検索機能、お気に入りのコンテンツをリスト再生する「お気に入りリスト」、ラウドネス/ロック/ヴォイスなどのイコライザ機能などを搭載。また、インターネット上のWindows Mediaストリーミングコンテンツをクライアントから直接再生可能となった。ただし、Windows Media DRM付のコンテンツについては購入したPCでのみ再生可能。
さらに、ビデオや音楽機能も強化されており、ビデオ機能では、レジューム再生に対応。また、MPEGコンテンツに任意のタイトルを付与する機能も追加された。他のDLNA対応機器との相互接続性も強化されている。 音楽機能では、DiXiM Media Serverの配信形式にOgg VorbisやMPEG-4 AACに対応。AACはサーバー側にQuickTime 6.4以降のインストールが必要となる。また、OGGとMPEG-4 AACの配信時にはMedia Server側で、OGGとMPEG-4 AACのデータをリニアPCMに変換し、DLNAクライアントでの再生を可能とする。静止画機能ではスライドショーのBGM登録や、USBストレージ対応、コンテンツ一覧のサムネイル表示などの改善を図っている。 さらに、Windows MCE 2005に対応し、MCEのメニュー画面からDiXiM2の起動やコンテンツのアクセスが可能となった。 パッケージ版のほか、ダウンロード版も26日より発売する。パッケージ版はサーバー/クライアント各3ライセンスが付属するが、ダウンロード版は各1ライセンスに限定される。なお、DiXiM登録ユーザーには、ダウンロード版を3,280円で提供する。 □デジオンのホームページ ( 2006年5月10日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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