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株式会社東芝は、ノートPC「Qosmio」シリーズの新モデルとして、17型の液晶ディスプレイを備え、地上デジタルテレビチューナも内蔵した「Qosmio G30/695LS」を5月19日に発売する。 「Qosmio G30」シリーズは、最上位モデルとしてHD DVD-ROMドライブと17型フルHD液晶を備えた「Qosmio G30/697HS」(5月中旬発売/実売40万円前後)をラインナップ。また、現行機種としてはHD DVDドライブを備えていないフルHD液晶モデル「G30/596LS」と、1,440×900ドット液晶モデル「G30/593LS」を用意しており、今回発表された「Qosmio G30/695LS」はこの2機種の後継モデルとなっている。 液晶ディスプレイは17型ワイドで、解像度は1,440×900ドット。輝度480cd/m2のClear SuperView液晶を採用しており、テレビ/DVD映像を明るく鮮明に表示できるという。 テレビチューナには自社開発の小型地上デジタルテレビチューナと地上アナログテレビチューナを各1基搭載。ハイビジョン番組をHDDにストリーム録画できるほか、HDDにデジタル/アナログ放送の同時録画も可能。ハードウェアMPEG-2エンコーダも内蔵する。 ゴーストリデューサや10bitADコンバータなどを内蔵した高画質化回路「QosmioEngine」を利用したアナログ放送の高画質再生も可能。テレビ視聴にはテレビ/ビデオ統合ソフトの「Qosmio AV Center」を使用。アナログ/デジタル放送のどちらかを視聴しながら、裏番組の録画も可能。PCで作業しながら、テレビを小画面表示する「ながら見モード」も利用できる。 また、これまでdynabookシリーズに内蔵していたデータ移行ソフト「PC引越しナビ Ver2.0」や、ヘルプ機能「おたすけナビ」を新たにプリインストールした。 ドライブはDVDスーパーマルチで、HD DVDには非対応。DVD±R DLの書き込みもサポートする。外部映像出力用としてS映像、D端子、アナログRGBを装備。i.LINKやAV入力、S映像入力も備えている。 CPUはIntel Core Duo T2300(1.66GHz)、メモリは1GB、HDDは200GB。グラフィックチップは「GeForce Go 7600」。Gigabit EthernetやIEEE 802.11a/b/g対応の無線LANを内蔵。PCカードスロットや、SD/xD/メモリースティック対応のメモリーカードスロットも搭載。
音響面ではバスレフ型のharman/kardon製スピーカーを搭載。アンプは1bitデジタルアンプを採用。バッテリ駆動時間は約2時間。最大外形寸法と重量は406×295×53.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.7kg。OSはWindows XP Home Edition。Office Personal Edition 2003、Office One Note 2003も同梱する。
□東芝のホームページ
(2006年5月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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