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ペガシス、TMPGEnc 4.0 XPressをアップデート
-不具合修正が中心、インターフェイス周りの調整も |
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株式会社ペガシスは18日、ビデオエンコードソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」のアップデータを公開した。最新バージョンは4.0.4.172でプログラムサイズは23.1MB。
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TMPGEnc 4.0 XPress |
DVD/XDVD出力で音声のサンプリングレートの設定が行なえるように修正、LPCMで96kHzが選択できるようになった。また、インターフェイス周りの操作性と見た目の調整や、HDVソースをHDVテンプレートで出力した際に色が変わってしまう不具合の修正が行なわれた。
調整と不具合修正の内容は以下の通り。
- MPEGの2パスキャッシュがエンコード中に1GB以上になるとエラーが発生する不具合を修正
- MPEG-4(MC) AVC 出力で「音声のみ出力」で出力を行なうと、アクセス違反が発生する不具合を修正
- スライドショーのプレビュー画面で、オーバーレイ使用時にウインドウサイズを拡大、最大化したときにアクセス違反が発生する不具合を修正
- 音声ノイズ除去がフィルター画面でプレビューできない不具合を修正
- DirectShow読み込みで音声がLPCMのソースをカット編集すると、音声が無くなる不具合を修正
- HDVソースをHDVテンプレートで出力した際に色が変わってしまう不具合の修正
- WMV/QuickTime/AVI出力などで音声ノイズ除去をONにして出力すると音声が不正になる不具合を修正
- クリップ編集のマルチクリップ分割で、正しく分割されない場合がある不具合を修正
- AVI出力で特定のコーデックを選択して出力するとエラーが発生する不具合を修正
- スライドショー音声連携を有効にした時に、スライドショー設定画面の「トランジション長さ」設定がうまく反映されない不具合を修正
- スライドショーの静止画設定画面で、キーボード上下による選択アイテム変更直後に左右で回転を行なおうとすると、意図しない画像が回転してしまう不具合を修正
- バッチエンコードツールのプロジェクト編集画面で、上書き警告が出た場合に「OK」 で継続すると、直後にエンコード開始するわけではないのに上書き対象のファイルが削除されてしまう不具合を修正
- AVI 出力設定画面で、各コーデック毎の独自出力設定プロパティ画面の内容が保存されていなかった不具合を修正
- クリップ編集画面で、ベクトルスコープの開始ラインをメインプレビュー上のマウスクリックで指定できるように拡張
- インターフェイス周りの操作性と見た目の調整
- 字幕フィルターで、字幕アイテム選択後にスペースバーで有効/無効を、Enterキーで編集画面を出すように調整
- MP2音声がマルチプレクスされているAVIなど、音声を開くときにDirectShowを使用するものが、正しく処理されていなかった不具合を修正、MPEGAudioをDirectShowリーダーで開けるようになった
- 字幕フィルタのレイアウトで、字幕の右から左への表示を追加
- DVD/XDVD出力で音声のサンプリングレートの設定が行なえるように修正、LPCMで96kHzが選択できるようになった
- プロジェクト読込時、スライドショーに指定されている画像が削除されていた場合には該当クリップをスキップするように調整
- その他、細かな機能調整や不具合修正
□ペガシスのホームページ
http://www.pegasys-inc.com/
□ダウンロードページ
http://tmpgenc.pegasys-inc.com/ja/download/te4xp.html
□製品情報
http://www.pegasys-inc.com/ja/product/te4xp.html
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(
2006年5月19日
)
[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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