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セイコーエプソン株式会社は31日、3LCD方式のデータプロジェクタ向けに0.6型高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS)の量産開始したと発表した。 パネル解像度は1,024×768ドット。既に量産を開始している0.8型モデルと同様に、ホームシアター用プロジェクタやリアプロジェクションテレビで導入されている「D5」技術をデータ用パネルにも採用。倍速V反転駆動により画像のちらつきを低減させた。 さらに、1フレーム内で各画素に同一の極性データを書き込む事で、従来画素のエッジ部で発生していた光漏れを削減。インクジェット方式による配向膜形成技術の採用で、画質の向上も図っている。
D5技術の採用により高開口率化を実現。画素ピッチは12.5μm、開口率67%となっている。
□エプソンのホームページ
(2006年5月31日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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