Mora、WM DRM10の動画配信を7月開始 －サービス拡大で「MusicDrop」も名称変更

6月1日発表

　動画配信はWMV形式で、WM DRM10に対応したサービスとしてスタートさせる。ただし、現在のところサブスクリプション方式(月額定額制方式)は予定しておらず、動画のダウンロード後、一定期間だけ再生できる視聴期間制限サービスとして実施する。なお、音楽配信へのサブスクリプション方式の導入も現在のところ予定していないという。

　コンテンツの内容など、詳しい情報は明らかにされていないが、推奨するポータブルプレーヤーとして東芝の「gigabeat Sシリーズ」、およびワンセグ対応の「gigabeat V30T」を挙げている。また、WMV以外の形式による動画配信サービスも検討中としている。

　さらに、Windows Media Player 10で利用できるWMA形式の音楽配信サービス「MusicDrop」の名称を、7月に「Mora (Windows Media Audio形式)(仮)」に変更予定。購入手順の簡略化や配信楽曲増強などを実施するという。ただし、「サービス名称を共通化するだけで、既存のMoraとMusicDropが融合するわけではない」としている。

　ほかにも、音楽コミュニティサービスを2006年夏に開始予定。コミュニティサービスをより楽しむための音楽配信サービスも検討しているという。

　なお、6月1日に行なわれた人事では、高堂学氏に替わり、今野敏博氏が代表取締役社長に就任した。今野氏はデジタル・コンテンツの開発/事業化において経験と実績があり、「レーベルゲートを核とした音楽配信サービスの一層の強化・拡大を推進する」という

□レーベルゲートのホームページ
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□ニュースリリース
http://www.labelgate.co.jp/news/20060601.html
□関連記事
【5月31日】Windows Media Player11β日本版公開。説明会を開催
－WM DRM10対応で東芝、iriver、Napsterなどと関係強化
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060531/ms.htm

(2006年6月1日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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