|
セイコーエプソン株式会社は、3LCD方式のモバイルプロジェクタ「EMP-S4」を6月23日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は9万円後半の見込み。 エントリークラスのモバイルデータプロジェクタ。液晶パネルは0.5型800×600ドットのポリシリコンパネルを採用。輝度は1,800ルーメン、コントラスト比は500:1。ランプ出力は170Wで、多重反射式高効率ランプ「E-TORL」を搭載することで、小型ランプでも輝度効率を向上しているという。 レンズは単焦点(F1.4)だが、1.35倍のデジタルズームを備える。レンズカバーはスライド式を採用。プレゼンテーション中でも投写の中断/再開を容易に行なえる。投写画面サイズは30型から300型に対応する。外形寸法は327×247×87mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.6kg。 電源をオンにしてから映像の投写開始までは約4秒。電源ケーブルを接続するだけで投写を開始できる「ダイレクトパワーオン」機能を装備。各部品の耐熱性の向上や、本体内のパーツ形状やレイアウトの見直しなどを行なうことで、電源オフ後にクールダウンが不要になっている。 入力端子はコンポジット、S映像、アナログRGB/コンポーネント兼用(D-sub15ピン)、RCAアナログ音声。出力端子には、アナログRGB(D-sub15ピン)を備える。最大出力1Wのモノラルスピーカーを内蔵する。 なお、発売記念キャンペーンとして、3,000台限定の「携帯型スクリーンセットモデル(EMP-S4SP)」も用意する。価格は通常モデルと同じで、机上設置と掛図使用が可能な50型相当の携帯型スクリーンが付属する。 □セイコーエプソンのホームページ ( 2006年6月13日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|