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ロジテック株式会社は、車のシガーソケットに接続し、ポータブルオーディオプレーヤーやUSBメモリ内の楽曲を再生可能なFMトランスミッタ「LAT-FM300U」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,980円前後の見込み。カラーリングはシルバー(SV)、ブルー(BU)、レッド(RD)、ブラック(BK)、ウッド調(WD)、カーボン調(CA)の6色を用意する。
車のシガーソケットから給電する車載用オーディオプレーヤー。本体にはフラッシュメモリなどを内蔵していないが、USB端子とステレオミニプラグを搭載し、別途USBメモリやUSB接続の1インチHDD、ポータブルオーディオプレーヤーなどを接続して曲の再生が行なえる。FMトランスミッタを内蔵し、カーオーディオのチューナで再生可能。 接続可能なUSBメモリの容量は8MB~4GBで、USB 1.1(Full Speed)に対応し、USB 2.0機器との接続も可能。ファイルシステムはFAT16/32に対応する。ルートフォルダから3階層までのファイルが再生できる。
再生フォーマットは、MP3に加えWMAにも新たに対応。ビットレートはMP3が32~320kbps、WMAが32~300kbpsをサポートする。なお、WMAのDRMには対応しない。本体操作部で一時停止や曲送りなどの操作が可能で、レジューム再生にも対応する。楽曲の再生は、フォルダ作成順とファイルが保存された順に行なわれるが、新たにランダム/リピート(1曲のみ)再生にも対応した。 付属のステレオミニケーブルでポータブルオーディオプレーヤーとも接続可能で、USBケーブルにより再生しながら給電も行なえる。通常、iPodではUSB接続時にストレージモードに移行して本体操作が行なえなくなるため、従来モデルではUSB給電アダプタを介して接続していた。今回、新たに本体側面にUSB/給電の切り替えスイッチを備え、USB給電アダプタなしで、充電しながらiPodの操作が可能。 なお、従来モデルではステレオミニケーブルは本体に固定されていたが、USB接続時を想定して着脱式に変更されている。そのほか、4極平型端子を持つ携帯電話との接続ケーブルも同梱し、着うたなどの再生にも使用できる。
トランスミッタ用のLSIはローム製「BH1417F」。周辺回路とアンテナの設計を見直してノイズ低減を図り、低域の音割れ感の低減や、高域のクリア感の向上も実現したとしている。送信周波数は88.3/88.5/88.7/88.9の4つから選択。送信範囲は約5m。 操作部は0~180度の範囲で角度調整が可能。操作部とシガーソケット部を合わせた外形寸法は146×40×25.5mm(縦×横×厚さ)。ステレオミニプラグのケーブル長は約25cm(カール時)。重量は75g。
□ロジテックのホームページ ( 2006年6月28日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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