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2008年を目処にCS放送でH.264を採用へ
−CS放送のHD化に向け、年内に技術基準を改定


7月20日発表


 総務省は20日、情報通信審議会情報通信技術分科会 第42回を開催。CS放送のHD化を目指した技術検討の結果、映像符号化方式としてH.264を導入することなどが、情報通信審議会からの答申として公表された。

 狭帯域CSデジタル放送のHD放送化を目指し、映像方式にH.264と導入することと、伝送容量の増大に対応すべく伝送路符号化方式にDVB-S.2を導入することを技術的に検証。その結果、伝送容量が従来比で約30%増加したほか、従来の約60%のビットレートで同等の画質を実現できることを確認し、答申では両方式の導入に向けた技術基準の改正などを提案している。

 狭帯域CSデジタルは、'96年より導入されている周波数帯域幅27MHzのCSデジタル放送。スカイパーフェクTV!(124/128度CS)などで利用されている。スカイパーフェクト・コミュニケーションズでも、H.264方式の導入検討を開始しており、実証実験の実施計画などを明らかにしている。

 導入が提案されたH.264については、フルスペックのHDTVを対象にITU-Rが定める放送画質への要求条件に適合できるビットレートを検証した結果、「現時点では約13Mbpsでおおむね適合する画質を得られることを確認した」という。

 現行方式(DVB-SとMPEG-2)では、1中継器あたり1チャンネルしか多重化できなかったが、DVB-S.2とH.264の導入により約3チャンネルまで拡大可能となるため、CS放送での多チャンネルHD放送が実現可能となる。2006年内を目処に技術基準を改正、2008年頃のサービス開始を見込んでいる。

□総務省のホームページ
http://www.soumu.go.jp/
□ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060720_9.html
□情報通信審議会のページ
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/chukei.html
□関連記事
【2005年7月28日】スカパー!、CS衛星による地上デジタル再送信を検討
−H.264でHD放送。事業戦略説明会を開催
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050728/skyper.htm

( 2006年7月21日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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