松下、光学20倍ズームの3CCD DVDカム －光学手ブレ補正も内蔵

9月1日発売 標準価格：オープンプライス

　松下電器産業株式会社は、3CCD方式を採用したDVDムービーカメラ「VDR-D400」を9月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後の見込み。

　3CCD方式の「DVDデジカム」最上位モデル。2月より発売している10倍ズームレンズ搭載の「VDR-D300」と併売され、3CCD DVDデジカムは2モデルで製品展開を図る。

　撮像素子は1/6インチ総画素80万画素CCD×3。有効画素数は、動画64万(4：3)/54万(16：9)、静止画71万(4：3)/54万(16：9)。レンズは新開発の「ライカディコマーレンズ」で、光学20倍ズーム(F1.6～2.8)。35mm判換算の焦点距離は、動画40.3～805.6mm(4:3)/41.3～825mm(16：9)、静止画 38.3～766.7mm(4:3)/41.5～830.3mm(16：9)。3CCD方式のDVDビデオカメラで20倍ズームレンズを搭載したのは、「VDR-D400」が世界初となる。

　レンズには、同社独自の光学式手ぶれ補正機能も内蔵。静止画撮影時には手ぶれ補正力を動画時の約2倍に向上させた「MEGA OIS」機能により、手ブレを抑制できる。

　DVD部には8cm DVDマルチドライブを搭載し、カートリッジのないDVD-R/RAM/RWの8cmベアディスクの記録再生に対応。DVD+R/RWには非対応。記録モードはXP/SP/LPの3モードが用意され、DVDにMPEG-2記録を行なう。肌色をなめらかに記録する「美肌モード」も備えている。

　本体にはSDカードスロットを装備しており、4GB超の容量を実現するSDHCカードにも対応。SDカードには640×480/1,280×960/2,048×1,512(4：3)/1,920×1,080(16:9)ドットの静止画撮影が可能。静止画用にストロボも内蔵している。

　液晶モニターは2.7型約12.3万画素で、ビューファインダーは約12.3万画素。液晶モニターは、パワーLCDボタンを押すと液晶の輝度が約2倍にアップする。「フリースタイルリモコン」も付属し、リモコン操作での撮影も可能。

　付属品は、ACアダプタ、バッテリーパック(1,150mAh)、フリースタイルリモコン、ワイヤレスリモコン、マルチケーブル、ディスククリーニングクロスなど。PC用の動画編集ソフトとして「DVD-MovieAlbumSE 4.2」や、「DVDfunSTUDIO 2.4」が付属する。

　外形寸法は70×149×90mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約650g(本体のみ)/約720g(付属バッテリ/ディスク含む)となっている。付属バッテリでの連続撮影時間は、ファインダー使用時は1時間30分(LP)/1時間25分(SP)/1時間15分(XP)、液晶モニター使用時は1時間25分(LP)/1時間20分(SP)/1時間10分(XP)。

□松下電器のホームページ
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□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060802-1/jn060802-1.html
□製品情報
http://panasonic.jp/DIGICAM/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060106/pana1.htm

( 2006年8月2日 )

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