J:COMが松下電器の250GB HDD内蔵STBを採用 －CATV最大手の採用により月間出荷数1万台へ

TZ-DCH2000

　松下ではこれまでの他社への供給と、J:COMグループへの供給を合わせると、「TZ-DCH2000」の月間出荷数が1万台になると見込んでいる。

　TZ-DCH2000は2006年6月に発売。既に「Hit Pot」の名でイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)、YOUテレビ、横浜ケーブルビジョン、横浜テレビ局などで採用されている。

　TZ-DCH2000は内蔵の250GB HDDへのハイビジョン録画に対応したSTB。ダブルチューナを内蔵しており裏番組録画/視聴や2番組同時録画に対応。また、EPGによる録画予約や追っかけ再生機能、HDMI出力やi.LINK端子も備える多機能なモデルとなっている。

　松下では「こうした機能がSTBだけで提供可能なため、ケーブル事業者から加入者獲得のきっかけになると発売以来好評を頂いている。今回ケーブルテレビ最大手のJ:COMでの採用が決定したことにより、他のケーブル事業者からの採用に弾みがつくものと期待している」とている。

　なお、松下では2000年12月にデジタル対応のSTB「TZ-DCH100」を発売以来、TZ-DCH250、TZ-DCH300、TZ-DCH500、TZ-DCH505、TZ-DCH1000、TZ-DCH800、TZ-DCH2000と計8機種を展開。8月中にこれらの累計出荷台数が200万台を突破する見込みだという。

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□ニュースリリース
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(2006年8月17日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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