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ディスプレイサーチは22日、2006年第2四半期の液晶テレビ出荷調査の結果を発表した。出荷台数は前年同期比135%増(前期比28%増)の約940万台、出荷額は同138%増(同29%増)の約113億ドルとなった。 ブランド別シェアでは、金額ベースでソニーが前期に引き続き首位の16%。2位も前期と同様、Samsungの15.4%で、前期の1.2ポイントから0.6ポイントとソニーとの差を更に縮めた。前期3位のシャープは4位に転落、Philipsが3位に上昇した。上位4ブランドの合計出荷額の割合は53.2%を占める。 地域別では、日本がシャープ、北米はソニー、中国がHisense、欧州やその他の地域はSamsungがトップをキープしている。 台数ベースでは、首位がPhilipsの13.5%、前期2位のシャープは3位に転落し、2位はSamsungの13.1%となった。4位はソニーで、上位4ブランドの占める割合は50.1%。また、今期はPhilips、Samsung、シャープ、ソニーの4社がそれぞれ出荷台数100万台を突破した。 サイズ別では、20、37インチはシャープ、26~27/30~32インチはSamsung、40~42インチではソニーがトップを維持。 液晶テレビ全体における30インチ以上の割合は前期の46%から53%まで上昇、初めて過半数を突破した。最も出荷台数が多いのは30~32インチクラスで、34%を占める。また、26~27インチが20~21インチを上回った。 40~42インチの液晶テレビの割合は23%から32%に上昇。これについては、42~43インチのPDPとの価格差が300ドル以下に縮まったことが要因としている。大型サイズの価格急落により、液晶テレビ全体の平均サイズは前期の27インチから28.3インチへと拡大している。 □ディスプレイサーチのホームページ ( 2006年8月22日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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