JEITA、2006年7月の電子機器国内出荷を発表 －映像機器出荷額が1年ぶりの前年割れ

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は24日、2006年7月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比100.2%、1年連続増の2,132億円となった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は前年同月比97.1%、1,245億円で1年ぶりの前年割れとなった。薄型テレビが好調を維持するも、単価が下がったことが要因としている。音声関連機器の国内出荷金額は同89.2%、176億円で5ヵ月連続のマイナス。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、前年同月比87.6%、59万4,000台で3ヵ月ぶりのマイナス。CRT、液晶、PDPの台数構成比は24.1%、68.1%、7.8%。

　液晶は10型以上の出荷台数が39万9,000台、前年同月比126%と引き続き好調。また、30型以上も20万9,000台、同161.6%と増加傾向が続く。

　PDPの出荷台数は4万6,000台、同167.9%で1年連続の2桁増。うち、37型以下がPDP全体の5割以上を占める。

　DVDビデオは43万9,000台、前年同月比75.9%と2ヵ月連続のマイナス。DVD録再機が同69.3%の24万7,000台、そのうち9割を占めるHDD内蔵型は22万2,000台、同71.7%。再生機についても前年同月比86.7%と3ヵ月連続のマイナスとなった。

　ビデオカメラは9万1,000台、前年同月比79.5%で2ヵ月連続のマイナス。

　デジタルオーディオプレーヤーは50万5,000台。そのうち8割の41万3,000台がフラッシュメモリ搭載型。

　カーナビは36万2,000台、前年同月比94.7%で2ヵ月連続のマイナス。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は55.9%、42.9%で、HDDタイプが初めて5割を越えた。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2006/ship_07.htm
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【7月24日】JEITA、2006年6月の電子機器国内出荷を発表
－DVDビデオ前年割れ、PDPはテレビ比1割超えで好調
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060724/jeita1.htm

( 2006年8月25日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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