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NECは、デスクトップPC「VALUESTAR」シリーズの2006年秋冬モデルを発表。Blu-ray Discドライブ搭載3モデルをはじめ、地上/BS/110度CSデジタルチューナ内蔵モデルなどを9月上旬より順次発売する。価格は全てオープンプライスで、店頭予想価格や発売時期は下表の通り。
■ VALUESTAR X
「VX780/GD」は、4月に発売された「VX780/FD」の後継モデルとなる水冷デスクトップPC。解像度1,680×1,050ドットの20型ワイド液晶ディスプレイが付属する。デジタルチューナおよび暗号/復号化チップ、高画質回路などを液晶ディスプレイ側に内蔵しており、地上デジタル放送の視聴/録画が可能。 また、前モデル同様に、電源を入れて約2秒でデジタル放送が表示されるという「ぱっと観テレビ」機能に対応。そのほか、アナログチューナも内蔵し、デジタル放送との同時録画にも対応する。 Blu-ray記録対応のパナソニック四国エレクトロニクス製BD/DVDドライブを搭載。BD-Rの1層/2層とBD-REの1層/2層書き込みと、BD-ROMの読み込みが可能で、ハイビジョン録画したコンテンツのBD-R/REへのムーブも行なえる。 ムーブには、付属のテレビ視聴ソフト「SmartVision」を利用。また、同ソフトではアナログ放送の番組をライティングソフト「DVD MovieWriter」との連携でBD-R/REディスクにダビングすることも可能。 書き込み速度はBD-R/REが2倍速。BD-ROMは2倍速で読み込めるが、従来のカートリッジタイプのBDメディアはサポートしていない。GPUにはNVIDIA製「GeForce 6600GT」を搭載し、市販BD-ROM再生にも対応するという。DVDメディアへの書き込みはDVD±R 8倍速、DVD±R DL 4倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 24倍速、CD-RW 16倍速。DVD-ROMは8倍速、CD-ROMは32倍速で読み込める。 CPUはPentium D 945(3.40GHz)、HDDは250GB×2台の計500GBを搭載する。メモリは1GB、OSはWindows XP Home Edition SP2。 スピーカーは、ディスプレイにNXTのフラットスピーカーを内蔵した「AUTHENSOUNDWIDE(オーセンサウンドワイド) III」を採用。出力は4W×3chとサブウーファ6W。本体の外形寸法は、188×508×405mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約17kg。
□製品情報(VALUESTAR Xシリーズ) ■ VALUESTAR W
液晶一体型のWシリーズでは、地上/BS/110度CSデジタルチューナ内蔵が5モデルで、うち「VW990/GG」と「VW790/GG」にはBlu-rayドライブを搭載。さらに、デジタルチューナ搭載では同社初の17型液晶モデル「VW500/GG」を用意する。なお、「VW500/GG」のチューナは地上デジタル/アナログのみ。 いずれの製品も、デジタル放送の視聴/録画に加えて、ぱっと観テレビ機能に対応。デジタルとアナログの同時録画も行なえる。液晶ディスプレイはVW970/GGとVW900/GHが32型ワイド、VW790/GGとVW770/GG、VW700/GGは20型ワイド、VW500/GGは17型。解像度はVW500/GGが1280×1024ドットで、それ以外のモデルはいずれも1,360×768ドット。 VW990/GGとVW790/GGのBlu-rayドライブは上記のVX780/GGと同じ。ただし、GPUはオンボードで、市販BD-ROM再生はサポートしない。それ以外の4モデルはDVD±R DL対応のスーパーマルチドライブを備え、コピーワンスコンテンツをDVD-RAMへムーブすることも可能となっている。
VW990/GGはPentium D 945(3.40GHz)を搭載し、HDDは400GB×2で計800GB。メモリは1GB。外形寸法は、960×360×604mm(幅×奥行き×高さ/ディスプレイ直立時)、重量は約39kg。 VW900/GHとVW790/GGは、CPUにPentium 4 524(3.06GHz)、HDDはそれぞれ400GB、300GB。メモリは1GB。外形寸法と重量は、VW900/GHが960×360×604mm(幅×奥行き×高さ/ディスプレイ直立時)、約38kgで、VW790/GGが702×360×469mm(同)、約29kg。 VW770/GGは、CPUがPentium D 820(2.80GHz)、HDDは300GB。メモリは1GB。W700/GG、VW500/GGは、CPUにPentium 4 524(3.06GHz)、HDDはそれぞれ400GB、300GB。メモリは1GB。外形寸法と重量は、VW770/GGとW700/GGはVW790/GGと同じ。VW500/GGは、528×360×467mm(幅×奥行き×高さ/ディスプレイ直立時)、約26kg。OSはいずれもWindows Media Center Edition 2005(MCE)。
17型以外の5モデルは2ウェイスピーカーとサブウーファを内蔵し、出力は7.5W×2ch+15W(サブウーファ)。17型はステレオスピーカー内蔵で、出力は3W×2ch。 □製品情報(VALUESTAR Wシリーズ)
■ VALUESTAR L(スタンダード) スリム型のデスクトップ「VALUESTAR L スタンダードタイプ」では、最上位モデルの「VL970/GG」に地上/BS/110度CSデジタルチューナを採用。「ぱっと観テレビ」機能も搭載する。解像度1,680×1,050ドットの20型ワイド。
光学ドライブはDVD±R DL対応のスーパーマルチで、コピーワンスコンテンツのDVD-RAMへのムーブも可能。デジタルとアナログの同時録画も行なえる。 CPUはPentium 4 524(3.06GHz)、HDDは300GB。メモリは1GB。スピーカーは、VX780/GGと同様に「AUTHENSOUNDWIDE(オーセンサウンドワイド) III」を採用。出力は4W×3chとサブウーファ6W。OSはWindows Media Center Edition 2005(MCE)。外形寸法は、110×397×343mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10.2kg。 そのほか、VALUESTAR L スタンダードタイプでは、アナログチューナ内蔵モデルとして、20型液晶の「VL770/GG」と17型液晶の「VL570/GG」もラインナップする。 □製品情報(VALUESTAR L スタンダード) □NECのホームページ ( 2006年8月29日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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