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ソニー、73万5,000円のフルHD SXRD採用プロジェクタ
-「VPL-VW50」。高圧水銀ランプ採用で小型・低価格化 |
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ソニーは、フルHD解像度(1,920×1,080ドット)を持つ独自の反射型液晶パネル「SXRD」を使用したフロントプロジェクタ「VPL-VW50」を10月20日に発売する。価格は735,000円。
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「VPL-VW50」(左)、「VPL-VW100」(右) |
単結晶シリコンを駆動素子とする反射型液晶ディスプレイデバイス「SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)」を採用したプロジェクタ。2003年8月に発売した「QUALIA 004」(252万円)に採用された後、2005年12月発売の低価格モデル「VPL-VW100」(136万5,000円)にも搭載され、プロジェクタとしてはVW50が第3弾。VW100よりも63万円低価格になっている。
搭載するSXRDパネルはVW100と同サイズの0.61型(QUALIA 004は0.78型)。解像度はフルHDの1,920×1,080ドット。QUALIA 004とVW100は光源に「ピュア・キセノンランプ」を採用していたが、VW50は200Wの高圧水銀ランプを採用し、低価格化を実現した。しかし、「新開発のランプを採用することで、キセノンランプでしか実現できなかった色の再現性に一層近づいた」としてる。輝度は900ルーメン。交換用ランプ「LMP-H200」は42,000円。
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VPL-VW50 |
0.61型SXRD |
また、シーンの明るさに連動して絞りを調整する「アドバンストアイリス機構」を「アドバンストアイリス2」に進化。セットコントラスト15,000:1を実現した。「アドバンストアイリス2」では、新たに「Auto1」、「Auto2」、「off」、「マニュアル」の4モードを備え、Auto1/2ではアイリスの可動速度を「通常」、「速い」、「遅い」から選択できるようになった。マニュアルでは100段階から絞りを選択可能。
レンズは1.8倍の電動ズームで、F値は2.54~3.53。40型から300型までの投写に対応。約3.1mから100型を投写できる。鏡筒はアルミ製で、12群16枚のガラスレンズを採用している。レンズシフトも備えている。
入力端子は1080の60p/50p/24pに対応したHDMI入力を2系統用意。さらに、コンポーネント、コンポジット、S映像、アナログRGB(D-sub 15ピン)を各1系統装備。トリガー端子やRS-232C端子も備えている。
エアーダクト構造を採用することで、ファンノイズは約22dBに抑えている。また、キセノンランプよりも発熱の少ない高圧水銀ランプを採用したことで、筐体も小型化。外形寸法は395×471×174mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約11kg。リモコンが付属する。
| VPL-VW50 | VW100 (参考) |
パネル | 0.61型SXRD×3 (1,920×1,080ドット) | 0.61型SXRD×3 (1,920×1,080ドット) |
光源用ランプ | 200W 高圧水銀ランプ (9300/8000/6500K) | 400W ピュア・キセノンランプ (8000/6500/5500K) |
レンズ |
1.8倍電動ズームレンズ f18.7~33.7mm/F2.54~3.53 | 1.8倍電動ズームレンズ f18.7~33.7mm/F2.54~3.53 |
投影サイズ | 40~300型(16:9) | 40~300型(16:9) |
輝度 | 900lm | 800lm |
コントラスト比 | 最大15,000:1 | 最大15,000:1 |
DRC | - | DRC-MFv2 |
入力端子 |
HDMI×2
コンポーネント(RCA)×1
コンポーネント/アナログRGB(D-sub15ピン)×1
S映像×1
コンポジット×1
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HDMI×1
DVI-D×1
コンポーネント(RCA)×1
コンポーネント/アナログRGB(D-sub15ピン)×1
S映像×1
コンポジット×1
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1080/24p入力 | 対応 | 非対応 |
ブランキング調整 | あり | なし |
Ethernet | - | 1 |
消費電力 | 約300W (スタンバイモード:8W、ECOモード:0.5W) | 約610W (スタンバイモード:10W、ECOモード:0.5W) |
ファンノイズ | 約22dB | 22dB |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 395×471×174mm | 496×574×175mm |
本体重量 | 約11kg | 約19kg |
交換用ランプ | 「LMP-H200」 (42,000円) | 「LMP-H400」 (103,950円) |
価格 (製品発表時) | 735,000円 | 1,365,000円 |
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200608/06-0830E/
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/visual/projector/products/index.cfm?PD=25764&KM=VPL-VW50
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【8月22日】三菱、フルHD解像度の液晶プロジェクタ「LVP-HC5000」
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【4月21日】【大マ】兄を超えたQUALIAの弟
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060421/dg65.htm
【2005年9月28日】ソニー、SXRDパネル採用のフルHDプロジェクタ
-約136万円。コントラスト比15,000:1でHDMI付き
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【2003年6月10日】ソニー、世界初のフルHDパネルを採用したホームプロジェクタ
-民生機初のキセノンランプも搭載、HDMI入力も国内初装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030610/sony2.htm
(
2006年8月30日
)
[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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