|
株式会社ナイキジャパンは、ランニングシューズをiPod nanoとワイヤレスで連携可能にする「Nike+iPod スポーツキット」を10月28日に発売する。価格は、センサーとレシーバのセットが3,400円、対応シューズの「エア ズーム モアレ+」が12,600円。販売は、全国のナイキストアで行なわれるほか、アップルストアでも順次開始される。 5月23日に米国で発表された製品と機能は同じ。米国での発表時、日本での発売については、「検討はしているが、現時点では未定」(アップル 広報部)としていた。 Nike+iPod Sport Kitは、シューズの内部に取り付けるセンサーと、iPodに取り付けるレシーバーで構成。Nike+対応シューズをNike+iPod Sport Kitを使ってiPod nanoに接続すると、ランニングやエクササイズなどの記録をiPod nanoに保存できる。第1/2世代のiPod nanoに対応。 保存できるデータは、時間や距離、消費カロリー、ペースなどの情報で、それらをディスプレイ上で確認できる。また、ヘッドフォンからリアルタイムで音声によるフィードバックを聞くこともできる。外形寸法と重量は、センサー部が35×24×8cm(縦×横×厚さ)/6.5g、レシーバ部が16×26×6mm(同)/3.4g。
さらに、運動後にiPod nanoをパソコンに接続することで、ワークアウトのデータがnikeplus.comに蓄積。米国版でも同様のサービスが開始されているが、日本版の発売時には日本語に対応し、サービスを提供。ただし、nikeplus.com英語版で蓄積されたデータは日本語版に移行することはできない。対応OSはWindows 2000/XPとMac OS X 10.3.9以降。 そのほか、iTunes Storeではアスリートのプレイリストやポッドキャスティングの配信サービスも予定する。 対応シューズ「エア ズーム モアレ+」は、反発性に優れた「ズームエア」をかかと部に搭載したランニングシューズ。裸足感覚をコンセプトにしたナイキフリーテクノロジーを採用している。サイズはメンズが24.5~30.0、ウィメンズが22.5~26.0。
カラーはメンズがブラック/ニュートラルグレー・アトムレッドとメタリックシルバー/ダークシダー・ブルーシャドーの2モデル。ウィメンズも2モデルで、ホワイト/ニュートラルグレー・アトミックグリーンと、パシフィックブル/ニュートラルグレー・アイスブルー。Nike iDのサイトではカラーのカスタマイズも可能。 また、対応シューズとして「エア ズーム プラス」も10月発売予定で、価格は12,600円。サイズのラインナップは「エア ズーム モアレ+」と同じ。
(2006年9月14日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|