|
パイオニア株式会社は、プラズマテレビ「ピュアビジョン」の新モデルとして、60型の「PDP-607HX」と、42型の「PDP-427HXD」を9月下旬より順次発売する。 60型は10月下旬より発売し、価格は80万円。42型は9月下旬より発売し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は41万円前後の見込み。 ■ PDP-607HX
同社最大サイズとなる60型のプラズマテレビ。6月より発売している「PDP-507HX/427HX」やフルHDモニター「PDP-5000EX」と同様、同社第7世代パネル「新P.U.R.E. Black Panel」を採用している。 パネル解像度は1,365×768ドット。新P.U.R.E. Black Panelでは、明るさや色再現性を向上しているほか、前面フィルターのガラスを削除した独自の「ダイレクトカラーフィルター」を採用し、映り込みの低減とともに、フォーカス感の向上を図っている。 独自の高画質化回路「新P.U.R.E.Drive II」も搭載し、リアルタイムに適切な色合いを調整する「インテリジェントカラー」や、低輝度の表現や鮮鋭感の向上を図る「インテリジェントDRE」に加え、新開発の「ブロックノイズリダクション」などノイズ低減機能も搭載している。 チューナは地上/BS/110度CSデジタルをダブルチューナ構成とし、デジタル放送の2番組同時視聴が可能。地上アナログも1系統備えており、地上アナログ用EPGとして「G-GUIDE」を搭載する。
また、同社製レコーダと連携可能な「レコーダホットリンク」機能も搭載。専用ボタンを押すだけで、テレビの入力を切替え、レコーダの電源を入れ、レコーダのディスクナビ画面を出力する。接続は赤外線で、テレビ側のビデオコントロール端子に赤外線ユニットを接続して、同社製のレコーダと連携する。 HDMI端子は2系統備えており、1080p(24p)信号や、10bit映像データに対応する。そのほかの入力端子は、D4×3、S映像×3、コンポジット×3、ミニD-sub15ピン×1、アナログ音声×5。出力は、デジタル放送出力(S映像)や、デジタル出力、ヘッドフォンを各1系統装備。 また、i.LINK(TS)×2や、ビデオコントローラ端子、コントロール端子(入/出力)、Ethernet、USBなどを装備する。スピーカーは13W×2ch。消費電力は468W、年間消費電力量は480kWh/年。外形寸法は1,470×118×968mm(幅×奥行き×高さ)、重量は56.3kg。 ■ PDP-427HXD 6月に発売した「PDP-427HX」のデザインを変更した42型のプラズマテレビ。ベゼルの外周にテーパーを施した新デザインを採用し、限定3,000台の販売となる。 デザイン以外の変更点はなく、パネル解像度は1,024×768ドットで、第7世代の「新P.U.R.E. Black Panel」を採用する。
地上/BS/110度CSデジタルダブルチューナと地上アナログチューナを内蔵。また、2系統のHDMI入力やD4×3、S映像×3、コンポジット×3、ミニD-sub15ピン×1、アナログ音声×5。出力は、デジタル放送出力(S映像)や、デジタル出力、ヘッドフォンを各1系統装備。レコーダホットリンクに対応するほか、2系統のi.LINKも備えている。 13W×2chのスピーカーを装備。消費電力は288W、年間消費電力量は266kWh/年。外形寸法は1,040×115×679mm(幅×奥行き×高さ)、重量は29kg。 □パイオニアのホームページ ( 2006年9月14日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|