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パイオニア株式会社は、車載機器用ブランド「カロッツェリア」の新モデルとして、「HDD楽ナビ」5機種と、「DVD楽ナビ」4機種を発売する。また、HDD楽ナビ2種と、発売済みの「サイバーナビ」に地上デジタルチューナを付属したモデル3機種も発売する。各モデルの発売時期や価格は下表の通り。
■ HDD楽ナビは2モデルが地デジチューナ搭載
5モデルとも解像度234×480ドットの7型ワイド液晶ディスプレイと30GBのHDDを内蔵するHDDナビシステム。本体デザインを一新し、車内のインテリアにマッチするというブラック基調の本体カラーを採用した。 インダッシュモデルはMDデッキ装備の「AVIC-HRZ99」とMDデッキ省略型の「AVIC-HRZ88」の2モデルを用意する。また、これら2モデルに、地上デジタルチューナ「GEX-P9DTV」(105,000円)相当の機能を追加し、地上デジタル放送やワンセグ受信にも対応するモデル「AVIC-HRZ99G」、「AVIC-HRZ88G」2種と、オンダッシュモデルの「AVIC-HRV22」も用意。 新たにナビ機能を強化し、交差点が近づくに連れて大型の矢印を画面上に表示し、直感的に交差点の右左折のタイミングを伝えるという「アローガイド」を搭載。美しさと見やすさにこだわったという「ターゲットマップ」も備え、市街地の詳細情報表示にも対応した。 オーディオ機能については、既存モデルと同様で、内蔵HDDにATRAC3形式でCDのコピーを行なえる「ミュージックサーバー」機能や、4倍速同時録再機能、気に入った曲を再生中に「マイミックス」キーを押すだけで、プレイリストが作成できる機能なども備える。 インダッシュモデルのみ、別売の専用アダプタ「CD-IB10」(10,500円)でiPodと接続し、iPod内の楽曲再生や操作に対応する。また、既発売のDSPユニット「DEQ-P9」(42,000円)と組み合わせて5.1chのサラウンド環境も構築できる。別売の7型ワイド液晶ディスプレイ「TVM-W7000」(52,500円)を接続することで、前席でカーナビ、後席でDVDビデオを再生することも可能。 CD/DVDドライブ部は、CD-R/Rに記録したMP3/WMAファイルの再生に対応。AVIC-HRZ99とHRZ88は、50W×4chのアンプを内蔵するほか、FM/AMチューナも備える。 全モデルにアナログテレビチューナを搭載。また、HRV22はオンダッシュモニタのため、取り外しが簡単に行なえ、盗難を防止できる。 ■ DVD楽ナビ 4モデルともデザインを一新し、ブラック基調の本体カラーを採用。上位モデルの「DRZ99」のみDVDに加え、MDデッキを搭載するほか、50W×4chのアンプやFM/AMチューナも内蔵。別売アダプタでiPod連携にも対応。 地上アナログテレビチューナは全モデルに搭載。DR11以外の機種ではDVDビデオ再生とCD-R/RWに記録したMP3ファイル再生に対応。リアモニタを追加し、前席でカーナビ表示し、後席でDVDビデオ表示可能な「メモリーナビモード」も利用可能。また、DEQ-P9と組み合わせることで5.1chシステムへの拡張も可能。別売の地デジチューナ「GEX-P7DTV」と組み合わせて地デジやワンセグ視聴にも対応。 DVDナビ機能は、2枚の地図ディスクを付属し、東日本/西日本をそれぞれ1枚ずつに分けることで、収録する地図データを充実させた。独自の「IQ高精度」による自車位置把握機能を搭載。抜け道案内機能や、リルート機能など、ベーシックな機能を装備。 ■「サイバーナビ」に地デジチューナ追加モデル
着脱可能なHDD「ブレインユニット」を採用するサイバーナビ「AVIC-VH009MD」、「AVIC-VH009」の2モデルと、HDD着脱に非対応の「AVIC-ZH009」に地上デジタルチューナ「GEX-P9DTV」(105,000円)相当の機能を追加したモデル「AVIC-VH009MDG」、「AVIC-VH009G」、「AVIC-ZH009G」も11月中旬より発売する。 いずれも5月から6月に発売したモデルで、地デジチューナとサイバーナビを単体でそれぞれ購入した場合と比べて、10,500円ほど割安となる。付属の地デジチューナは機能としては、GEX-P9DTVと同等だが、付属品などが一部異なる。 □パイオニアのホームページ ( 2006年10月3日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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