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オーディオテクニカ、個性派アクティブスピーカー3種
-音を下に放出する「吊り下げスピーカー」など


AT-DSP190
11月24日発売

標準価格:12,600円~21,000円


 株式会社オーディオテクニカは、個性的なデザインや機構を採用した、アンプ内蔵のアクティブスピーカー3モデルを11月24日に発売する。価格は無指向性の「AT-DSP190」が21,000円、スタンダードな「AT-SP150」が12,600円、フレキシブルアーム採用の「AT-DSP170」が18,900円。全モデルにブラックとホワイトの2色を用意する。

 同社は2003年にワイングラス型エンクロージャを採用した「AT-DSP300」(オープンプライス/発売当初の実売25,000円前後)を発売したが、「個性的なデザインと独特の音場で人気を得た。ユーザーのアンケートハガキでは、より低価格で買いやすく、より個性的なモデルを求める声が多かった」とする。そこで、若手の技術者やデザイナーを中心に、新スピーカーの開発を進めてきたという。

 なお、DSP190、DSP170の2モデルはデジタルアンプを内蔵。SP150はアナログアンプとなっている。

□関連記事
【2003年9月2日】オーディオテクニカ、ワイングラス型スピーカーとデジタルアンプのセット
-上部のイルミネーション/リフレクタで音を反射
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030902/autech.htm


■ AT-DSP190

 ソフトクリームのコーンを逆さまにして吊り下げたような、個性的なデザインが特徴。円錐の底面にユニットが搭載されており、下に向かって音を放出。台座で音を拡散させた無指向性となっている。底面には青いライトも搭載されており、台座が間接照明になり、イルミネーションとしても機能する。

AT-DSP190 台座に音を拡散させる無指向性タイプ 円錐の底部にユニットを内蔵する

 ステレオミニの音声入力は台座背面に備えており、そこから音声用ケーブルが伸び、円錐につながっている。円錐は金属のポールにぶら下がっており、固定はされていない。そのため触るとユラユラと揺れる。

 ユニットは30mm径のフルレンジで、円錐はバスレフ型。防磁型。アンプは最大出力1.7W×2chのデジタルアンプ。電源は付属のACアダプタを利用する。入力はステレオミニの1系統で、入力インピーダンスは2kΩ。入力コード長は30cm、左右のスピーカーを繋ぐコードは1m。外形寸法は93×120×260mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約600g。

円錐は固定されていない、ユラユラと揺らすこともできる 台座の側面に音量調節ダイヤルを備える


■ AT-SP150

 密閉型エンクロージャのボディフレームには、アルミニウムに酸化被膜処理をした強固な素材を使用。質感の高いスピーカーに仕上がっている。

 ユニットは52mm径のフルレンジで、防磁型。アンプ部の最大出力は2.4W×2ch。電源をONにすると、前面下部に白いイルミネーションが点灯する。音量調整や電源ON/OFFスイッチは天面に備えている。

AT-SP150 筐体剛性は高く、質感も高い 操作部は天面に備えている

 入力端子はステレオミニを1系統。電源はACアダプタを使用。外形寸法は67×70×135mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は左チャンネルが約490g、右チャンネルが約540g。

動作中は白いイルミネーションが点灯する 背面


■ AT-DSP170

AT-DSP190

 デスクライトを思わせる、フレキシブルアームを採用したスピーカー。「省スペースを実現しながら、好きな場所にユニットを移動できる」というコンセプトで、左右のスピーカーの位置を自在に調整できる。

 30mm径のフルレンジユニットを採用し、エンクロージャはバスレフ型。搭載するデジタルアンプの最大出力は2W×2ch。入力端子はステレオミニが1系統で、入力インピーダンスは2kΩ。

 電源はACアダプタを使用。フレキシブルアームを直立させた場合の外形寸法は150×140×300mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約750g。

フレキシブルアームは自由に向きなどを変えられる エンクロージャは砲弾のような形状 ステレオミニの入力を1系統装備する


□オーディオテクニカのホームページ
(10月5日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.audio-technica.co.jp/

(2006年10月5日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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