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ユーリードシステムズ株式会社は、ハイビジョン映像に対応したビデオ編集ソフト「VideoStudio 10」の上位バージョン「VideoStudio 10 Plus」を11月10日に発売する。通常版に加え、ダウンロード版、アップグレード版などを用意しており、各バージョンの価格は下表の通り。
VideoStudio 10からの追加機能として、新たにMPEG-4 AVC/H.264での出力に対応。PSP用解像度の動画に加え、SD解像度(720×480ドット)での書き出しも行なえる。 HD DVD用のオーサリングにも対応。HDVカムなどで撮影したハイビジョンコンテンツを、HD DVDディスクにライティングできる。ただし、書き込み機能は後日無償公開するアップデートプログラムで提供される。 また、従来はサポートするHDVカムとしてソニーのHC-1/3に対応していたが、新たにキヤノンのiVIS「HV10」にも対応。VideoStudio 10ではアップデータで対応していた、編集後の動画をHDVカムに書き戻す機能も標準で装備した。 さらに、Core 2 Duoプロセッサーに最適化。DV-AVIファイルをMPEG-2にコンバートした場合、Pentium 4 640(3.20GHz)のマシンとCore 2 Duo E6700(2.67GHz)を比較した場合、E6700の方が1.5倍高速に処理できるという。 ほかにも、オーサリング時のデザインテンプレートなどを34種類追加。具体的には、おまかせモードに8種類、DVDメニューに8種類、テロップ背景に8種類、フラッシュに10種類のテンプレートを新たに追加している。 従来バージョンと同様の機能として、Xacti(DMX-HD1)のハイビジョンMPEG-4や、ビクターのHDDビデオカメラ「Everio」のMODファイル(MPEG-2/SD-Video形式)もサポート。通常の映像編集に加え、カメラを接続してテンプレートを選ぶだけで自動編集される初心者用の「おまかせモード」、DVテープから好きなシーンを選ぶだけでDVD作成まで可能な「クイックDVDウィザード」などが利用できる。 スマートプロキシを利用したスムーズな編集や、最大7トラックまで扱えるマルチビデオトラック機能、手ぶれ補正機能、CM自動検出機能なども使用可能。さらに、5.1chドルビーデジタル音声にも対応し、2chから5.1chへの変更や、トラックごとの音源位置設定機能なども備えている。
映像の対応入力フォーマットはAVI、MPEG-1/2/4、QuickTime、WMV、DVR-MS、MOD。出力フォーマットはAVI、MPEG-1/2/4、MPEG-4 AVC、WMV。対応OSはWindows 2000/XP/MCE/x64 Edition。
□ユーリードのホームページ
(2006年10月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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