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株式会社サイテックは、アナログレコードやCDからUSBメモリにダイレクト録音が可能な一体型プレーヤー「TCU-311D」を11月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後の見込み。 アナログレコード用のターンテーブルや、CDプレーヤー、FM/AMラジオを一体化したユニットで、レコードやCDから別途用意したUSBメモリにダイレクト録音が可能。録音フォーマットはMP3で、ビットレートは32/64/96/128/192/256kbpsから選択できる。
接続したUSBメモリや、マスストレージクラスのMP3プレーヤーに保存したMP3(32~256kbps)、WMA(32~196kbps)も再生可能。インターフェイスはUSB 1.1で、対応するUSBメモリは最大1GB。ただし、マスストレージクラス対応機器でも、一部プレーヤーの楽曲は再生できない場合がある。 CDプレーヤー部は音楽CDに加え、MP3/WMAを収録したCD-R/RW再生にも対応。音楽CDからUSBメモリへの録音時は、自動でトラック分割が行なわれるが、CD-R/RWのMP3/WMAファイルを録音する場合、再エンコードは行なわれず、高速転送によるデータコピーとなる。なお、ID3タグも引き継がれる。 ターンテーブルはEP/LP盤再生が可能で、回転速度は33/45に対応。録音時のトラック分割などの操作は手動となる。AM/FMチューナも内蔵するが、ラジオのUSBメモリへの録音は行なえない。 音声出力として背面にアナログ音声を1系統搭載。また、前面にはステレオミニのイヤフォンジャックを備える。外形寸法は311×314×168mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.7kg。リモコンやレコード用の交換針などが付属する。
□サイテックのホームページ
(2006年10月12日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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