JEITA、2006年9月の電子機器国内出荷を発表 －映像機器出荷額は2ヵ月連続のプラス

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は20日、2006年9月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比109.6%、14ヵ月連続増の2,348億円となった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は前年同月比109.7%、1,491億円で先月に引き続きプラス。薄型テレビが好調だったことが要因としている。

　音声関連機器の国内出荷金額は、デジタルオーディオプレーヤーの好調により240億円、同129.6%で7ヵ月ぶりのプラスとなった。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、前年同月比98.2%、65万9,000台で3ヵ月連続のマイナス。CRT、液晶、PDPの台数構成比は20.8%、68.9%、10.4%。

　液晶は10型以上の出荷台数が44万9,000台、前年同月比143.4%と引き続き好調。また、30型以上は24万1,000台、同192.8%とさらに高い伸びを見せた。

　PDPの出荷台数は6万8,000台、同145.8%で、14ヵ月連続の2桁増。うち、37型以下がPDP全体の5割以上を占める。

　DVDビデオは43万6,000台、前年同月比75.7%と4ヵ月連続のマイナス。DVD録再機が同75.8%の25万2,000台、そのうち9割を占めるHDD内蔵型は22万6,000台、同80.5%。再生機についても前年同月比75.5%と5ヵ月連続のマイナスとなった。

　ビデオカメラは20万1,000台、前年同月比85.5%で4ヵ月連続のマイナス。

　デジタルオーディオプレーヤーは83万3,000台。そのうち9割近くの73万3,000台がフラッシュメモリ搭載型。

　カーナビは33万7,000台、前年同月比100.9%で2ヵ月連続のプラス。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は53.5%、45.4%。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2006/ship_09.htm
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－映像機器出荷額が1年ぶりの前年割れ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060825/jeita1.htm

( 2006年10月23日 )

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