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ヤマハエレクトロニクスマーケティング株式会社は、薄型テレビにフィットする一体型筐体のサラウンドシステム「デジタル・サウンド・プロジェクター」をAVラックとセットにした「YSPラックシステム」2モデルを11月1日より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は、40~50型テレビ向けの「YSP-LC1100」が178,000円、30~40型向けの「YSP-LC800」が119,800円。
■ YSP-LC1100
11月1日発売の「YSP-1100」(オープンプライス/直販価格136,500円)をラックとセットにしたモデル。YSP-1100はブラックとシルバーの2モデルを販売中だが、YSP-LC1100で用意されるカラーはシルバーのみ。 ラックは株式会社テクナ製で、YSP-1100以外に1段分の収納スペースを備える。ピアノ仕上げと木目調のツートンカラーを採用。総耐荷重は100kgで、天板は50kg、底板は40kg、棚板は10kgまで対応。底面に装着するキャスターも付属する。外形寸法は1,200×430×500mm(幅×奥行き×高さ)、重量は41kg。 YSP-1100は42型以上の薄型テレビとの組み合わせを想定し、薄型/横長の筐体に4cm径の小型フルレンジユニット40個と11cm径ウーファ2個、デジタルアンプを搭載する5chサラウンドシステム。指向性の高い音をビーム状に放出し、部屋の壁や天井などに反射させ、サラウンドを実現する。 デジタルアンプの出力は、2W×40ch、20W×2chの総合120W。独自の音響測定/最適化技術「インテリビーム(IntelliBeam)」を搭載し、約3分で音響処理やビーム特性を部屋に最適化できるほか、視聴者の位置を特定して聞き取りやすくする「マイビーム」も搭載する。重量は13kg。
■ YSP-LC800
2005年9月発売の「YSP-800」(オープンプライス/直販価格94,800円)とラックのセット。「YSP-800」のカラーは同じくシルバーのみ。 ラックは朝日木材加工株式会社製で、カラーはブラック。強化ガラスを3枚使用しており、YSP-800以外に2段分のスペースを備える。総耐荷重は80kgで、天板50kg、底板15kg、棚板15kgまで対応。部屋のコーナー設置を想定した形状を採用する。キャスターも付属。外形寸法は1,010×420×510mm(幅×奥行き×高さ)、重量は32.2kg。 YSP-800は、フルレンジユニット数が4cm径×21基、ウーファユニットが10cm径×2基。デジタルアンプの出力は2W×21ch、20W×2ch。「インテリビーム」を搭載するが、「マイビーム」機能は搭載しない。重量は9kg。
□ヤマハエレクトロニクスマーケティングのホームページ
(2006年10月25日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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