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オリコン株式会社は1日、音楽配信サービス「ORICON STYLE」でのPC向け楽曲配信を11月30日正午に終了すると発表した。 「ORICON STYLE」では、WMAとATRAC形式でのダウンロード配信を行なっているが、11月30日正午でPC向け配信サービスを終了し、2007年1月末までの2カ月間をサポート期間にすると決定。なお、携帯電話向けの着メロや着うた、着うたフル配信サービスについては継続して行なう。 WMA形式での配信は2005年3月より開始。同12月より、レーベルゲートの「Mora」と連携する形でATRAC形式での配信もスタートした。PC向けサービスを終了する理由について同社は「営業利益ベースで月次2,500万円の赤字を計上しており、黒字化までに相当の時間を要するため」と説明している。 一方、「収益性の高いWEBメディア事業の基盤が構築できたため、PC向けについては事業者サイトへ誘導するアフィリエイトビジネスへ移行する」とし、「オリコンランキング」にランクインした楽曲には配信サイトへのリンクを付与。アフィリエイトは配信事業者との契約締結を進め、順次開始するとしている。 同社は、PC向け配信の終了に伴い、ソフトウェアなどの資産除却で3億1,000万円を2007年3月期に特別損失として計上する見込み。通期の業績予想に関しては、11月20日の中間決算発表で開示される。
□オリコンのホームページ
(2006年11月1日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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