WINJ、11月1日で唯一のBSデジタルラジオ放送を休止 －BSデジタルラジオは一時消滅。「設備老朽化のため」

　休止の理由について同社は「放送送出システム設備の老朽化により、放送障害が起こりえるため」と説明。無料放送への移行も計画しており「無料放送のシステム構築、および放送設備のメンテナンスを行なうため、その期間放送を休止することに決定した」という。

　放送再開は2007年2月1日を予定しているが「早期での放送再開を行なうように努力し、再開については改めてホームページで告知する」としている。

　BSデジタルラジオ放送は2005年9月30日に、WOWOW(wave1/wave2)、BS日テレ(BS日テレラジオ)、BS朝日(BS朝日ラジオ)、BS-i(BS-iラジオ)、BSジャパンの計10チャンネルが放送を終了。2006年に入ってからもニッポン放送(LFX488)、日経ラジオ社(BSラジオNIKKEI)、BSフジ/文化放送(BSQR489)が3月に放送を終了。「Mother Earth」も2006年4月からチャンネルをデータ放送の779chに移動、朝6時～8時までの2時間のみ無料放送を行なっている。

　こうした状況の中、WINJは放送を継続。「BSデジタル放送唯一のラジオ局として、一日も早い放送の再開を目指す」としている。

□WINJのホームページ
http://www.winj.jp/
□放送休止のお知らせ
http://www.winj.jp/infor.htm
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(2006年11月1日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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