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三洋電機株式会社は、音楽再生も可能なボイスレコーダ「DIPLY TALK(ディプリトーク)」シリーズの新モデルとして、リニアPCM録音に対応した「ICR-S280RM」と、MP3録音のみの「ICR-B181M」を11月21日に発売する。 価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「ICR-S280RM」が29,800円前後、「ICR-B181M」が14,800円前後の見込み。カラーはいずれもシルバー。対応OSはWindows Me/2000/XP。
■ ICR-S280RM
16bit/44.1kHzでのリニアPCMまたはMP3で録音可能な、メモリ容量1GBのボイスレコーダ。MP3/WMAの音楽再生機能も備えており、WMA DRM10もサポートする。ID3タグの日本語表示も行なえる。 L/R/センターの3マイクを搭載。マイク部はチルトアップも可能。録音モードはPCMステレオと、MP3(XHQ/HQ/SP/LP)を用意し、録音時間はPCMで約1時間30分、MP3ではXHQで約17時間40分、LP(モノラル)で約142時間。 また、マイク入力はメニュー上でライン入力に切り替え可能で、MP3(XHQモード)でのダイレクト録音も行なえる。
再生対応ビットレートはMP3が16~192kbpsで、WMAが32~160kbps。イコライザや低音ブースト機能も搭載。ヘッドフォン出力は10mW×2ch。本体に出力80mWのモノラルスピーカーも内蔵する。 本体にUSBコネクタを搭載し、PCとはUSB 2.0(Hi-Speed)で接続。電源は単4電池1本で、同社の充電池「エネループ」が1本付属。本体にエネループを収納したままPCに接続すると、電池の充電も行なえる。 連続再生時間は、リニアPCMで約9時間30分、MP3で約17時間/約22時間(エネループ/アルカリ)。連続録音時間はリニアPCMで約8時間30分/9時間(同)、MP3で約19時間/約25時間(同)。外形寸法は117.5×34.2×13mm(縦×横×厚さ)、電池を含む重量は約49g。イヤフォンやUSB延長ケーブルなどが付属する。
□製品情報 ■ ICR-B181M
MP3録音のみに対応したモデルでメモリ容量は512MB。録音モードはSHQ/HQ/SP/LPを用意し、録音時間はSHQで約9時間、LP(モノラル)で約72時間となる。外部マイクとして、タイピン型のステレオマイクが付属する。 MP3/WMA再生機能も備え、対応ビットレートはICR-S280Mと同じだが、WMAのDRMはサポートしない。イコライザや低音ブースト機能も搭載。ヘッドフォン出力は5mW×2ch。内蔵モノラルスピーカーの出力は70mW。インターフェイスはUSB 2.0だが、接続には付属ケーブルを使用。Full-Speedのみサポートする。 電源は単4電池1本だが、付属電池はアルカリで、エネループの充電機能も備えていない。連続使用時間は再生が約20時間、録音が約17時間(SPモード)。外形寸法は110×31×13mm(縦×横×厚さ)、電池を含む重量は約42g。イヤフォンやUSBケーブルなどが付属する。 □製品情報
(2006年11月10日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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