PLAYSTATION 3 システムソフト バージョン 1.10公開 －Webブラウザから音楽/動画がダウンロード可能に

　バージョン 1.10では、予告されていたPLAYSTATION Networkのサービスが利用できるようになったほか、AV機能としては、以下の機能が追加された。

• ［インターネットブラウザ］で音楽や動画ファイルをダウンロードして、HDDに保存可能に
• ［ミュージック設定］に［音楽CD出力周波数］を追加。48kHzと44.1kHzが選択可能に
• ［本体設定］に［ATRACを有効にする］を追加。ATRACを有効にするには、インターネットへ接続が必要
• ［ディスプレイ設定］に「クロスカラー低減フィルター」を追加。テレビとPS3をAVケーブルで接続している際に、画面の色ノイズを低減する効果の無効/有効を切り替えられる
• HDDや記録メディアに保存した動画ファイルを再生するときに、［画面モード］で［フル］が選択可能に。

• ［PLAYSTATION Store］で、PLAYSTATION 3規格ソフト、PSPで動作するPlayStation規格ソフト(システムソフトウェア バージョン3.00以上のPSPが必要)のコンテンツがダウンロード可能に
• ［ディスプレイ設定］の「スクリーンセーバー」に［5分後］を追加
• ［周辺機器設定］の「キーボードのタイプ］で、選択できるキーボードの種類を追加
• ［インターネットブラウザ］で繁体字中国語および簡体字中国語の表示に対応
• [インターネットブラウザ]を起動して、PS3のユーザーズガイドを表示する［オンラインマニュアル］を追加
• PlayStationおよびPlayStation2規格ソフトの動作ステータスを更新
• ヨーロッパ言語の画面キーボードで、シングルタップ方式の文字入力が可能に
• HDD容量の計算方法を変更

　アップデートは、PS3本体のネットワークアップデート機能を使用する「ネットワークアップデート」のほか、「パソコン経由でのアップデート」、アップデートデータを含んだゲームディスクを使う「ディスクアップデート」の3種類の方法で行なえる。

　ネットワークアップデートでは、PS3をインターネットに接続している場合に行なえ、ホームメニューの[設定]から[システムアップデート]を選んで実行する。

　パソコン経由でのアップデートは、パソコンで同サイトからアップデートファイルをダウンロードし、メモリーカードなどに「PS3」フォルダを作成し、その中に「UPDATE」フォルダを作り、ダウンロードしたファイルを入れる。そのメモリーカードをPS3にセットすることで、アップデートが実行できる。

　なお、アップデート中は誤操作防止のため、PS3本体前面の電源ボタンは機能しなくなる。

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□PlayStationオフィシャルサイト
http://www.jp.playstation.com/
□「PLAYSTATION 3システムソフトウェア アップデート」
http://www.jp.playstation.com/ps3/update/index.html
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(2006年11月9日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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