|
ソニーは10日、オーディオソフト「SonicStage CP」の最新バージョンを公開した。対応機種は、Hi-MD/Net MDウォークマン、ウォークマン(NW-E/A/HD/MSシリーズ)や、ATRAC CDウォークマンなど。最新バージョンは4.2。 新バージョン最大の特徴は、圧縮音楽ファイルの再生時に、失われた高音域を補間再生できるという「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」機能を追加したこと。
バージョンアップを行なうと、ボリュームコントロールの下にDSEE機能のON/OFFを行なうボタンが出現。「操作」メニュー欄の「DSEE」項目からもON/OFFができる。オーケストラのジャズで視聴したところ、弦楽器や管楽器の音の厚みが増し、楽曲全体の迫力がアップしたような変化が確認できた。 なお、バージョン4.1からはHE-AAC形式での録音、再生、取り込み、転送が行なえ、3gp、m4a、m4b、mp4形式の取り込みもサポート。 音楽CDを3gp(HE-AAC)形式で取り込む場合は、96/80/64/48/40kbpsのビットレートが選択できる。 機能改善ポイントとしては、NW-S700Fシリーズと連携した場合、コンピレーションアルバムのジャケット写真が行なえるようになった。さらに、ライブラリ表示モードが「すべての曲一覧」でも、ジャケット写真が転送できるようになっている。
他にも、SonicStage CP初回設定時のCD録音フォーマット設定において[WAV]を選択すると、正常にCD録音が開始されない問題を改善している。
□ソニーのホームページ
(2006年11月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|