|
松下電器産業株式会社は、デジタル家電プラットフォーム「UniPhier」(ユニフィエ)を採用するシステムLSIの第2世代製品として、携帯電話でのワンセグ長時間視聴などを実現する「MN2CS0035」を開発。12月よりサンプル出荷を開始すると発表した。 5時間以上のワンセグ視聴や、50時間以上の音楽再生、高度な2D/3Dグラフィックス処理などを実現するという携帯電話用1チップLSI。ARMコアとUniPhierプロセッサ、グラフィックスエンジン「UniPhier ReCS」(レックス)で構成。UniPhierプロセッサはAVメディア処理を担当し、CPUの負荷を軽減させることで全体の処理効率を向上させる。 また、命令並列プロセッサや画像処理用回路など、内部構成を携帯電話用のメディア処理に最適化した。エンコーダ/デコーダはMPEG-4とMPEG-4/AVC(H.264)、JPEGに対応する。 ハード/ソフトによるストリーム処理技術を進化させ、SDカードなど蓄積メディアから再生に対応。そのほか、著作権保護を目的としたストリームの暗復号処理にも対応できるという。
□松下電器のホームページ
(2006年12月4日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|