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日本放送協会(NHK)は、12月31日に行なわれる「紅白歌合戦」をスーパーハイビジョンで観覧できるパブリック・ビューイングの公開実験を、大阪放送局のT2スタジオで同日に開催する。入場は無料だが、定員は100名で、往復はがきによる参加申込みが必要。
走査線4,320本のスーパーハイビジョン映像を450インチのスクリーンに投射、22.2chの音声と合わせて紅白歌合戦を中継する。NHKが開発した圧縮装置により、映像は180~600Mbpsに、音声は7~28Mbpsに圧縮される。 伝送にはIP回線を利用。パブリックビューイングに先立ち、12月3~4日に、NTTの多重化伝送技術と、NTTコミュニケーションズの回線を使用したスーパーハイビジョン生中継IP光伝送実証実験を行ない、成功したという。 NHKでは、「スーパーハイビジョンの信号を圧縮し、IPで長距離伝送する世界初の試み。まるで渋谷NHKホールの特等席にいるかのような臨場感を楽しめる」としている。 参加には、郵便往復はがきにて申込が必要。郵便番号、住所、名前、電話番号を記入して送付すると、2名が入場できる整理券が1枚返信される。なお、申し込み多数の場合は抽選となる。
■ 開催概要 ■ 申込先
□NHKのホームページ
(2006年12月7日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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