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シャープ株式会社は液晶テレビ「AQUOS Gシリーズ」の新モデルとして、業界初となる32型のフルHDパネルを搭載した2モデルを12月22日より発売する。アンダースピーカー型の「LC-32GS10」と、サイドスピーカー型の「LC-32GS20」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格はいずれも28万円前後の見込み。
パネル解像度1,920×1,080ドットのフルHDパネルを搭載した32型液晶テレビ。スピーカー部と外形寸法/重量以外の仕様はほぼ共通で、液晶パネルは亀山第2工場の最新技術を投入した「ブラックASV」。新開発のインクジェット方式カラーフィルターの採用などにより、暗室コントラスト比は世界最高という2,000:1を実現。実用環境における「リビングコントラスト」も900:1を実現した。 輝度は450cd/m2、視野角は上下左右176度。応答速度は6ms。RGBの波長に、深紅を追加した4波長バックライトを採用する。
チューナは地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを各1系統搭載。1080p対応のHDMI入力を2系統装備し、HDMIを介してテレビから対応レコーダやサウンドシステムの操作が可能な「AQUOSファミリンク」に対応。リモコンで、対応レコーダの録画予約や録画番組の再生などが行なえる。 10W×2chの1ビットデジタルアンプを内蔵。スピーカーネットには高開口率の金属素材を採用し、抜けの良い再生音を実現した。ユニットは6.5cm径×4、2cm径×2の2ウェイ6スピーカー構成。スピーカーを本体から独立設計し、共振を防ぐなど高音質化を図った。 映像入力はHDMI×2、D4×2、S映像×2、コンポジット×4。センタースピーカー入力も備える。i.LINK(TS)出力を2系統搭載し、AQUOSレコーダと連携が可能。DVI-I入力も備え、パソコンとの接続も行なえる。光デジタル音声出力や、ヘッドフォン出力、モニター出力も装備する。 消費電力は166W。年間消費電力量は155kWh/年。スタンドを含む外形寸法と重量は、アンダースピーカー型「LC-32GS10」が815×304×663mm(幅×奥行き×高さ)/約22.5kg、サイドスピーカー型「LC-32GS20」が991×304×589mm(同)/約23kg。
□シャープのホームページ (2006年12月12日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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