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株式会社東芝は、液晶テレビ「REGZA」の20型モデル「20C2000」を2月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後の見込み。
1,366×768ドットのIPSパネルを採用した20V型液晶テレビ。視野角は上下/左右178度。チューナは地上/BS/110度CSデジタルと、地上アナログを各1系統装備する。東芝では、「小型/高画質を活かし、2台目などのプライベートユースに向けて、『my レグザ』として訴求していく」としている。 エントリー向けの「REGZA C2000シリーズ」ながら、画質にこだわった小型モデルと位置づけられ、映像エンジン「新メタブレイン・プロ」の高画質化機能はREGZAシリーズ最上位モデル「Z2000シリーズ」と共通。既発売の37/32/26型「C2000シリーズ」で搭載している「質感リアライザー」を、20C2000ではさらに高画質化している。 質感リアライザーは、1シーンごとにヒストグラムを作成し、1ピクセルごとに色の陰影や濃淡を制御して、肌の質感などの表現を改善する技術。そのほか、バス幅14bitの高画質化処理や、魔方陣アルゴリズム・プロなど、新メタブレイン・プロの特徴を継承している。 また、入力された信号が画面に映し出されるまでの遅延時間が短くなるほか、ゲームに適した画質と画面サイズになる「ゲームモード」も搭載する。なお、Z2000で搭載しているネットワーク録画機能や、4th Mediaなどの機能は省かれている。
ボディカラーはつや消しブラックで、アンダースピーカー型のデザインを採用。前面に微細な穴を配した「ミニマルディンプルフォルム」としている。スピーカーは4×12cmのユニットを2基内蔵し、出力5W×2chのデジタルアンプを搭載する。SRS WOW機能も内蔵している。 1080i入力に対応したHDMIを2系統装備。別売のDVI-HDMI変換アダプタを利用したPC接続も可能だが、ドットバイドット表示(オーバースキャン解除)はできない。そのほか、D4×1、S映像×1、コンポジット×3、アナログ音声×3を装備。デジタル放送録画出力や、光デジタル音声出力やヘッドフォン出力も備えている。リモコンはBSデジタル用のダイレクトボタンを備えた「レグザリモコン」が付属する。 消費電力は96W、年間消費電力量は93kWh/年。外形寸法は516×251×405mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.9kg。
( 2007年1月10日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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