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東芝、300GB HDDを内蔵した液晶テレビ「REGZA H2000」
-ベーシックモデル「C2000」もHDMIを2系統に


新REGZAシリーズ

10月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社東芝は、液晶テレビ「REGZA」を一新。HDDレコーダ内蔵の「H2000シリーズ」と、ベーシックモデル「C2000シリーズ」を10月下旬より発売する。

型番サイズパネル解像度発売日店頭予想価格
H2000シリーズ
42H200042型1,366×768ドット10月下旬45万円前後
37H200037型37万円前後
32H200032型30万円前後
C2000シリーズ
42C200042型1,366×768ドット10月下旬40万円前後
37C200037型32万円前後
32C200032型25万円前後
26C200026型20万円前後
23C200023型18万円前後

 3月より順次発売された「REGZA H1000/C1000シリーズ」の後継製品で、ボディデザインは共通ながら、カラーリングの変更や映像エンジンの改善、HDMI入力端子の拡充などが図られている。


■ 300GB HDDを搭載した「H2000シリーズ」

H2000シリーズ

 HDDレコーダ機能を内蔵した液晶テレビ。42/37/32型の全モデルで1,366×768ドットのIPS液晶パネルを搭載する。視野角は上下/左右178度。従来モデル「H1000シリーズ」から、HDD容量を300GBに強化(H1000は160GB)したほか、新「メタブレイン・プロ」の採用により画質の向上を図っている。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログ。地上デジタル/アナログはダブルチューナ構成で、地上デジタル放送の録画中に他チャンネルに切替できる。ただし、2番組を同時に内蔵HDDに録画できない。


42H2000 37H2000 32H2000

 映像エンジン新「メタブレイン・プロ」は、Z2000シリーズと同様に、肌色や中間輝度、白/黒の質感表現を改善する「質感リアライザー」や、水中や青空の表現でなめらかな映像再現を可能とする「ディティールリアライザー」などを新搭載し、画質向上を図っている。

 デジタル放送のEPG録画のほか、アナログ放送についてはインターネット経由で番組表を取得する「iNET」、放送波から取得する「ADAMS」の双方に対応し、EPG録画予約が可能。録画機能は、デジタル放送をMPEG-2 TSでそのまま録画できるほか、SD解像度へのダウンコンバートにも対応する。

 また、放送中や録画したドラマ番組の再生中に、「連ドラ予約」ボタンを押すだけで、次回以降の放送を自動的に録画する「連ドラ予約」も搭載。ナイター延長や、ドラマ最終回などの拡大放送も、EPG情報を確認して自動的に追従録画が行なえる。

連ドラ予約 連ドラ予約番組は一括管理が可能

新レグザリモコン。Z2000/C2000用と異なり上部に連ドラ予約などのボタンを備える

 任意のニュース番組を自動的に録画する「今すぐニュース」機能も搭載。また、席を外す際にリモコンのボタンを押し、戻ってきた際にもう一度ボタンを押すことで、その場面から再生できる「新・ちょっとタイム」機能も引き続き搭載する。

 録画した番組は、手動で保護を選択しない限りはHDD容量がいっぱいになると自動的に削除される。また、録画番組のムーブには対応しない。リモコンも新デザインの「レグザリモコン」で、連ドラ予約/ちょっとタイム/今すぐニュースなどのボタンも備えている。

 HDMI入力は2系統(H1000は1系統)に強化。ただし、Z2000に搭載した「HD DVDファインチューニング」は省かれているほか、1080p入力には対応しない。そのほか、D4×1、S映像×2、コンポジット×3、アナログ音声×3を装備。デジタル放送録画出力や、S1映像出力、光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力も備えている。

 10W×2chのステレオスピーカーを内蔵。消費電力は42型が281W、37型が214W、32型が181W。外形寸法/重量は42型が1,044×352×775mm(幅×奥行き×高さ)/34.3kg、37型が916×300×688mm/27.0kg、32型が794×300×611mm/21.1kg。


■ ベーシックモデル「C2000シリーズ」

C2000シリーズ

 REGZAのベーシックモデルとなるシリーズで、42/37/32/26/23型の5モデルが用意される。液晶解像度はいずれも1,366×768ドット。23型のみVA方式のパネルを採用、そのほかの4製品はIPS方式を採用する。

 チューナは、地上/BS/110度CSデジタルと、地上アナログを各1系統装備し、上位モデルと同様に新「メタブレイン・プロ」を搭載する。14bit精度の画像処理による階調表現の向上や、コントラスト感を強調する「新ヒストグラム・ダイナミックガンマ」などで、画質の向上を図っているほか、新機能の「質感リアライザー」も内蔵した。ただし、Z2000/H2000で搭載した「ディーティール・リアライザー」は省かれている。

42C2000 26C2000

 H2000と同様にHDMI入力を2系統装備するほか、D4入力×1や、S映像×2(26C2000は×1)、コンポジット×3、HDMIアナログ音声×1を備える。出力端子は光デジタル音声や、デジタル放送録画出力、アナログ音声、ヘッドフォンを各1系統装備する。

 42~26型は10W×2ch、23型は5W×2chのステレオスピーカーを内蔵。消費電力は42型が246W、37型が181W、32型が141W、26型が121W、23型が120W。外形寸法/重量は42型が1,044×352×775mm(幅×奥行き×高さ)/32.1kg、37型が916×300×688mm/24.4kg、32型が794×300×611mm/19.5kg、26型が660×274×534mm/15.2kg、23型が578×251×462mm/10kg。リモコンは「レグザリモコン」。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2006_08/pr_j2302.htm
□製品情報
http://www.regza.jp/product/tv/
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-デジタルチューナ/HDMI搭載の37/32/26型
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060221/toshiba3.htm

( 2006年8月23日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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