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ソニーPCL、BDビデオのAVCエンコードサービスを4月から開始
-音声もDD+/TrueHD/DTS-HD対応へ


東京・目黒にあるソニーPCL本社。デジタルシネマ専用スクリーニングルーム「シネラピスタ」を備える。オーサリングなどは五反田のスタジオで行なう
1月17日発表


 映画など、市販されているBlu-ray Discのビデオソフトのオーサリングを行なっているソニーピーシーエル株式会社(ソニーPCL)は17日、BDビデオ向けに、MPEG-4 AVC/H.264によるエンコードに対応したオーサリングサービスを4月から開始すると発表した。

 同時にオーディオエンコード方式も拡張。ドルビーデジタル・プラス、ドルビーTrueHD、DTS-HDなどにも対応する。

 ソニーPCLでは2006年7月から、MPEG-2エンコーダを利用したBDビデオ用オーサリングサービスを開始。同スタジオでエンコード/オーサリングされたBDソフトは、既に国内向けに発売されているが、システム的にこれまでMPEG-4 AVC/H.264のエンコードには対応していなかった。

 今回、新たにソニー製のAVCエンコーダシステムを追加導入。「MPEG-2の2倍以上の圧縮符号化効率とBDの大容量で、長時間の映画などを高画質で収録することが可能になる」という。

 同社では両映像フォーマットの住み分けについて「MPEG-2はリアルタイムエンコーディングによるスピーディな作業が可能、AVCは高い符号化効率を実現する。2種類のオーサリング環境を持つことで、より幅広いコンテンツ制作ニーズに対応できる」と説明している。

 また、インタラクティブ機能を実現するための「BD-Java」についても、対応を進めているという。

□ソニーPCLのホームページ
http://www.pcl.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pcl.sony.co.jp/company/press/press07/p_070117.html
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(2007年1月17日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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